市内観光をしながら、ビールを飲んで、しかも運動までできてしまう何とも便利な乗り物が、ビアバイクです。オランダが発祥ということですが、ドイツでも近年ベルリン、ミュンヘン、デュッセルドルフなど20都市に普及しています。

大音量の音楽を流しながら、熱気をむんむん発散させた奇妙な形の乗り物は、道行く人々の注目の的となっています。フランクフルトでも現在２台のビアバイクが登場しています。

ビアバイクは一見、屋根のついたカウンターバーのようです。乗車人数は９人～16人までで、ペダルをこげる人数は10人です。貸し出しは最低２時間からとなっており、料金は曜日や時間帯、飲み物の量と種類によって様々です。ちなみにお得なパッケージツアー料金は、例えば月曜～木曜限定で、20リットルのビールと２時間の賃貸料金が込みで200ユーロです。10人で乗れば、一人あたり20ユーロ（約2700円）です。飲み物は、ビールの他にフランクフルト名物のアップルワインやコーラやミネラルウォーターなどのソフトドリンク、ゼクト（シャンパン）があります。

これからクリスマスマーケットシーズンを迎える11月には、香辛料入りの温かい赤ワイン「グリューワイン」も登場します。

観光客はもちろんのこと、若者のちょっとしたパーティーイベントや思い出作りにこのビアバイクは人気があります。ちなみにビアバイクは交通ルールでは、自転車の扱いとなっています。乗客は飲酒してるのに走って大丈夫？と心配に思われるかもしれませんが、方向を決める運転手は別にいるのでご安心ください。

www.bierbike.de

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