捕鯨に感情的なオージー
2009.07.18 up
ホエール・ウォッチング・ツアーは豪でも人気(写真:Tourism Queensland)
オーストラリアとニュージーランドの科学者たちが合同でクジラの生態について科学調査を来年、南極海上で行うそうです。
これは、「日本のように捕殺しなくても調査は可能」ということを証明するための調査とのこと。捕鯨に関して、日豪関係は良好とはいいづらいですね。
捕鯨については、多くのオージーがかなり感情的です。
昨年の12月には、ハリウッド女優のダリル・ハンナがブリスベンからシーシェパードに乗り込んだニュースがこちらで話題なりました。
そのころは、タクシー乗車中に運転手さんと話してると、日本人だと分かるや、かなりの怒り口調で「日本は捕鯨を止めろ!」と訴えられたこともあります。
オージーと日本人の夫婦間では、夫婦喧嘩に発展した人もいるようです。
テレビ・ニュースでは、捕鯨船団がクジラを水揚げする様子を何度も何度も流していました。
しかし、シーシェパードによる、日本の捕鯨船団に行った暴力行為は看過できることではありません。動物を殺すなと訴える団体が、人間という動物に暴力行為を働くという自体が矛盾しています。これはなんとも愚かなことだと思います。
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