フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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パリ市内のプラス・デ・フェットのマルシェ。1月10日撮影

パリ市内のプラス・デ・フェットのマルシェ。1月10日撮影

 パリには「マルシェ」と呼ばれる朝市が、あちこちに見られます。
市内の歩道や広場を利用して、週末になると、青空市が立ち並ぶ様はフランスらしいです。
田舎から自分たちのご自慢の野菜などを直接売りに来る農家の人々が多いので、とっても新鮮です。
ですから、スーパーマーケットよりも生鮮食品はマルシェで!と思う人で大賑わいになります。


市場は、量り売り。ミカン一つでも売ってくださいます

市場は、量り売り。ミカン一つでも売ってくださいます

 マルシェが終わるのは、お昼過ぎの13時ごろです。
そのころを狙って、やって来る人々が居るのです。


マルシェの後は、ゴミの山があちこちに見られます

マルシェの後は、ゴミの山があちこちに見られます

 売れ残ったモノ(熟しすぎたアボカドやトマト、傷んだ果物・野菜など)は、次回に売れないので持ち帰らず、その場に捨てられます。


市内どこの市場でも、何かないか探しに来る人々が居ます

市内どこの市場でも、何かないか探しに来る人々が居ます

 それらを拾いに来るのでした。
その中には、日本人の貧乏学生もいたりするのです。
「お金が無くて、私、マルシェの終わる頃、野菜探しにいきます。一週間分拾えたりするのですよ。」と、アパートを借りていた日本人留学生が教えてくれ、驚いたのを思いだします。


マルシェが終わるころ現れ、ゴミ場を調べる女性

マルシェが終わるころ現れ、ゴミ場を調べる女性

 ある期間分のみの滞在費を持ち、フランスにやって来る外国人の率は、非常に多いです。
その期間を過ぎても、残って居ようと思う人々にとって、パリ生活の実情は、厳しいのです。
労働許可証を取得する難しさ…などなど。


これも、パリ。

然れど、パリ。


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  • 1 コメント

1 - Comments

Mayより:

2010 年 01 月 25 日 18:19:07

これもエコライフ?
ゴミも減らして、食費も減らせて?
捨てるものなんて無いのが1番です。
日本ではレストラン等で食べ残しの持ち帰りが増えつつありますよ。

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