カルソットを炭で焼くのは、煙くて大変そうでした
1月31日、カルソットが生まれたタラゴナ近郊の町ヴァルスで「カルソット祭」が催され4万人近くの人が訪れました。
この祭りが合図かのように、カタルーニャ全地域にて、この時期、人々はカルソットパーティーをして楽しむのが習慣です。
1月に葡萄の若枝を切り取った後の様子です。
発端は、寒い冬に葡萄の若枝を切り、良いブドウが育つようにしますが、この切り取った枝が、すぐ燃えるし燠になる木の種で、「炭火焼きにもってこい」なのだそうです。
そこで農家では、食べ頃であるカルソットというこの地方独特の野菜を炭火で焼き、自前のワインと一緒に、美味しく食べたそうです。
こうして現在もこの冬の時期には、家族や友人が集まり、カルソットとワインを楽しむパーティーを開く習慣が続いているのでした。
勿論、レストランでも「カルソタダ」という料理名で、お目見えします。
見た目は長ネギのようなカルソットです
カルソットは、バルセロナを中心としたカタルーニャ地方特有の野菜です。
ほんのり甘く、繊維質ではないので玉葱みたいに噛み切れ、美味しいのです。
欧州で良く見られるポロネギとも、違います。
トマトとニンニクをふんだんに使った特製ダレでいただきます
食べ方も独特で、炭で真っ黒になった外側をはぎ、中の白いところをソースに、どっぷり付けます。
それから、自分の顔の上までカルソットを持っていき、上を見上げて、運動会の「パン食い競技」のごとく喰い付かなければならないのです。
炭で手や口は、黒くなりますし、ソースは顔や服に落ちてくるので、エプロンは必須です。
そして上品に食べなくてはいけない相手と食べるのは、控えて欲しい、そんな愉快な食べ物「カルソット」。
是非、12月~3月にバルセロナに来る事があれば、お試しあれ!
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