フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=主婦
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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カルソットを炭で焼くのは、煙くて大変そうでした

カルソットを炭で焼くのは、煙くて大変そうでした

 1月31日、カルソットが生まれたタラゴナ近郊の町ヴァルスで「カルソット祭」が催され4万人近くの人が訪れました。

 この祭りが合図かのように、カタルーニャ全地域にて、この時期、人々はカルソットパーティーをして楽しむのが習慣です。


1月に葡萄の若枝を切り取った後の様子です。

1月に葡萄の若枝を切り取った後の様子です。

 発端は、寒い冬に葡萄の若枝を切り、良いブドウが育つようにしますが、この切り取った枝が、すぐ燃えるし燠になる木の種で、「炭火焼きにもってこい」なのだそうです。
そこで農家では、食べ頃であるカルソットというこの地方独特の野菜を炭火で焼き、自前のワインと一緒に、美味しく食べたそうです。

 こうして現在もこの冬の時期には、家族や友人が集まり、カルソットとワインを楽しむパーティーを開く習慣が続いているのでした。

 勿論、レストランでも「カルソタダ」という料理名で、お目見えします。


見た目は長ネギのようなカルソットです

見た目は長ネギのようなカルソットです

 カルソットは、バルセロナを中心としたカタルーニャ地方特有の野菜です。

ほんのり甘く、繊維質ではないので玉葱みたいに噛み切れ、美味しいのです。

欧州で良く見られるポロネギとも、違います。


トマトとニンニクをふんだんに使った特製ダレでいただきます

トマトとニンニクをふんだんに使った特製ダレでいただきます

 食べ方も独特で、炭で真っ黒になった外側をはぎ、中の白いところをソースに、どっぷり付けます。
それから、自分の顔の上までカルソットを持っていき、上を見上げて、運動会の「パン食い競技」のごとく喰い付かなければならないのです。
 
 炭で手や口は、黒くなりますし、ソースは顔や服に落ちてくるので、エプロンは必須です。

 そして上品に食べなくてはいけない相手と食べるのは、控えて欲しい、そんな愉快な食べ物「カルソット」。
是非、12月~3月にバルセロナに来る事があれば、お試しあれ!



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