オランブラの町の入口。町中では道路標識もチューリップ型
サンパウロ市から内陸に向って約155キロほどの場所にオランブラという町があります。
オランブラはHOLAMBRAと表記されます。HOLはHOLLANDO、AMはアメリカ、BRAはブラジルということで、ブラジルのオランダの意味をこめて、町はオランブラと名付けられています。
その名の通り、ヨーロッパのオランダから移民として渡ったオランダ人たちによって作られた町として知られています。
オランダを思わせる町中の建物の一風景にも風車があります
オランブラが一つの市になったのは1993年のことですが、この土地にオランダ人が入植し始めたのは1948年のことです。
オランダといえば風車やチューリップが思い浮かばれますが、オランブラの町中でもいたるところに大小の風車が飾られており、道路標識もチューリップ型をしています。
町で一番大きな風車は高さが38.5メートル、それぞれの羽の長さは12メートルあり、ラテンアメリカ最大の大きさを誇る風車だそうです。2008年に当地にオランダ人が入植して60周年を記念し、オランダ人の設計家によって建設されたということです。町の入口に観光案内所を兼ねて立地しています。
オランブラの地にオランダ人が入植してから60周年(2008)を迎えた記念に作られた風車
オランブラは花栽培をする農業従事者を中心にに発展してきたそうです。オランブラはブラジルで最も大きな花のマーケットを誇るということで、町にあるヴェイリング市場はラテンアメリカで最大の花の取引所となっているそうです。現在もオランブラでは多くの人が花を生産しています。
町では毎年9月ごろに大きな花祭りが開かれており、サンパウロ州内を中心に各地から人が訪れます。
風車の絵の飾られたオランダ人がオランブラの地に入植したばかりのころの家のレプリカ内
オランブラには当地に入植したオランダ移民の足跡をたどることのできるミュージアムがあります。ブラジルに渡ったばかりのころにオランダ人が住んでいた家のレプリカにも、風車の絵が飾られていました。
オランダ料理を食べることのできるレストラン前などにも風車が飾られ、お土産屋さんにも風車の置物や風車の絵の描いた飾り皿などが販売されていました。
サンパウロに暮らす人にとってはオランブラまで車で2時間ほどなので、日帰りドライブでちょっとしたオランダ気分を味わえる興味深い『風車の町』です。
お土産やさんにも風車の置物や飾り物がいっぱい!
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