第55回トン・デ・フロール祭は5月8〜16日に催されました
春の到来を喜ぶお祭りは、スペイン各地にありますが、中でも注目されているジローナ市のお祭り「花の季節」を訪れました。
ジローナ市は、地中海とピレネー山脈に近く自然に恵まれ、バルセロナから北へ電車で1時間半ほどの所に位置します。
中世のたたずまいを残す旧市街の美術館・ホテル・商店・官庁などの建物が解放され、パティオ(スペイン式中庭)などに飾られた花を観賞する事が出来るのです。
住民は各場所で音楽コンサートもして歓迎してくれます。
このお祭りは、街のみんなが協力して、頑張っているのを感じました。
色々な工夫をして飾られた花や植物、時には果物まで使っています。
自分たちの時間を割いて、ボランティアで毎年協力しているそうです。
フラワーアレンジは毎年変わり、凄く凝って、アイデアも素晴らしい!
傘を宙に浮かせた中に、盛られた花。
天井からぶら下がる花たち。
水のように流れ出る花。
流れる小川の上に、花で作られた大きな足跡マーク。
100以上もの違った展示の仕方の生花を見て、装飾の範囲の無限さに感動しました。
今回、全てお見せできないのが本当に残念です。
12世紀末のアラブ浴場の冷水風呂も、美しく甦っていました
歴史的建造物の中でも花が飾られていて、入場料を払わなくても見て回れます。(美術館・博物館もこの期間は無料開放!)
生花ばかり使用していると想像していましたが、果物や人形、現代アート風のものとか様々でした。
審査をしますが、バラ、サボテン、盆栽などと、テーマごとにアイデア・質・構成を吟味し、優秀作品を選ぶそうです。
どれも個性が有って、選ぶのに苦労しそうです。
*盆栽は西欧で人気です。「ボンサイ」と言えば通じます。日本にいるより多く目にします。
通りや階段、外壁そして空中にまで、花草木の装飾に溢れていた街
5月中旬にぜひ訪れてみて欲しいです。
西欧の中世の街並みと春、そして西欧文化を十二分に楽しめます。
住民も親切に説明してくれますし、音楽が何処からともなく聞こえ、花の香りが一杯の9日間です。
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