サンパウロ市のゲーテ・インスティトゥートでドイツ対スペイン戦を応援していた人々
ブラジルはワールドカップのベスト4入りを逃してしまい、既に町中のサッカー熱はほとんど冷めてしまっています。
そんな中、密かに熱かったのがブラジル時間7日午後3時半から行われたドイツ対スペイン戦でした。
ブラジルには全人口の約1割にドイツ人の血が流れているといわれます。1824年から公式にドイツ人が移民として渡っておリ、その子孫たちがブラジル人として暮らしています。特にブラジル南部の3州はドイツ系ブラジル人の密集する地域があります。
サンパウロ市内にもドイツ人が多く暮らす地域がありました。今は子どもや孫世代になってもっと広範囲でドイツ系ブラジル人が暮らしていると思われますが、ドイツ人の文化施設や福祉施設があちらこちらにあります。
サンパウロのゲーテ・インスティトゥート(ドイツ文化センター)の中庭にかけられたブラジル、南アフリカ、ドイツの国旗
ドイツ人の文化施設として世界的に有名なのがゲーテ・インスティトゥート(ポルトガル語での名前)です。日本でもドイツ文化センターとして東京、大阪、京都に設置されています。
ブラジルにもサンパウロやリオデジャネイロ、ブラジリアやブラジル南部と北部の主要都市に設置されています。どこの施設もとても立派で、ドイツ語の授業や文化活動などが幅広く行われています。
ゲーテ・インスティトゥートでドイツを応援する人々
7日のドイツ対スペイン戦の日には、サンパウロのゲーテ・インスティトゥーに訪ねてみました。
予想通り、多くの人が大型スクリーンや施設内の飲食店に集まっていました。
店内や顔が黒、赤、黄色のカラーに装飾され、ドイツ選手のユニフォームを着た人が目立ちました。みんな大きめのグラスでドイツからの輸入品のビールとウインナーを挟んだサンドイッチなどを食べてドイツを応援していました。
集まった人はブラジル人が多かったですが、ドイツ人も目立ち、背の高い人がドイツ語を話す姿も見かけました。
ブラジル人の応援に比べて、全体的にまとまった雰囲気を感じました。ブブゼラのような音の出る楽器を吹き鳴らす人もほとんどいませんでした。何となくブラジルとドイツの文化の違いを感じるような空間でした。
ドイツも残念ながら決勝には出られませんでしたが、ブラジルにいると、ブラジルが負けても世界のどこかしらの国を応援する機会があるのが面白いところです。移民で発展してきた国ならではのことかもしれません。
窓にドイツ国旗がかけられたサンパウロ市のゲーテ・インスティトゥートの建物
決勝戦のオランダ対スペイン戦もオランダ人の多い町など、きっとブラジルのどこかで熱くワールドカップを応援する人がいるに違いありません。
ドイツ対スペイン戦の日のゲーテ・インスティトゥートの飲食店のカウンター
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2 - Comments
asukaより:
2010 年 07 月 10 日 14:55:08
地球の反対側でもドイツを応援している皆さんがいたのですね!写真だけ見るとまさにその辺のドイツの居酒屋?でビールを片手に応援しているみたい。ブラジルに多くのドイツ人が住んでいるとは興味深いです。
tomokoより:
2010 年 07 月 10 日 18:31:05
南部の州はもっとドイツな空気のある土地があります!ぜひブラジルのドイツを訪ねにブラジルへ!!
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