スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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日本では滅多に見かけないものですが、スウェーデンには広く普及しているドリンクの一つにblåbärssoppa(ブローベルスソッパ)つまりブルーベリーのスープがあります。

スープと名が付いていますが、味は塩気はなくベリーの甘みがベース、ジュースよりは若干強い粘りがあり、冷たくしても温めても飲むことができます。

日常の食卓に毎日のようにのるものではありませんが、胃腸の調子が悪いときに勧められる食品の一つです。
インフルエンザや各種ウイルス性の風邪が蔓延するこの時期、罹るとお腹にくる方も多いと思いますが、そんな時に何を食べるべきなのか?
各国で常識は異なると思いますが、共通して柔らかくて消化の良い物ではないでしょうか。

スウェーデンで勧められるものは、
・茹でたライス(スウェーデンではインディカ米が多いですが、我が家では日本から送っています)
・プレーンのヨーグルト
・saft(サフト、先日紹介した水で薄めて飲むタイプの清涼飲料)などによる水分の補給
・ブルーベリーのスープ
といったところです。

なかでもブルーベリーのスープは、スウェーデンにブルーベリーが多く自生する環境の恵みであり、国内全般に広く普及している自然の健康食品として重宝されています。


市販のblåbärssoppa 値段は1リットル約12クローナ(160円)写真はそのまま飲める液体ですが、粉末状のブルーベリースープの素もあります

市販のblåbärssoppa 値段は1リットル約12クローナ(160円)写真はそのまま飲める液体ですが、粉末状のブルーベリースープの素もあります

ちなみにスウェーデンで一般に呼ばれるblåbär/ブローベルは直訳するとブルーベリーですが、正式には日本ではビルベリーと称されるブルーベリーの近縁種です。
外観や風味はどちらもよく似ていますが、スウェーデンを含む欧州で広く自生している品種ですので、こちらのほうが一般的なブルーベリーとして定着しています。

逆に日本でブルーベリーと呼ばれる品種は、スウェーデンではAmerikanskt blåbär(アメリカのブルーベリー)と呼ばれています。

もちろん風邪のときに限らず、普段からブルーベリーのスープを好んで飲むスウェーデン人もいます。
スウェーデンでもブルーベリーは、ビタミンCやアントシアニンが豊富で眼精疲労をはじめとする目に対する健康効果が一般に言われており、また糖尿病や認知症の予防にも効果があるといわれています。
スープに少し粘りをつけてヨーグルトやミルクと混ぜていただくタイプのblåbärskräm(ブルーベリーのクリーム)や、ジャムやブルーベリーパイなどの食品、また冷凍や生のブルーベリーの果実もスーパーで広く売っています。


blåbärskrämのパッケージと外観

blåbärskrämのパッケージと外観




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