タイ

タイ:バンコク

青柳 みちよ(あおやぎ みちよ)

職業…主婦ライター

居住都市…バンコク(タイ)

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「うまそうだな、あれ」などと思うのでしょうか

「うまそうだな、あれ」などと思うのでしょうか

家の近くの屋台通りをブラブラしている時、私はふと“不穏な空気”に身を固くしました。
直後、視界に入ってきたのは、ツヤツヤとした茶色や黒の虫たち。
串焼き屋台の店先のことです。


他にも身体に良い食べ物はいくらでもあるのに…

他にも身体に良い食べ物はいくらでもあるのに…

羽根をむしられいびつな形をした虫、見たことのない硬そうな虫、そして何かの幼虫が串に刺して並べてあります。
そして、あぁ…気味の悪い形をしたアレは蜘蛛ではありませんか。なんて大きいんでしょう…
ご丁寧に足を広げて並べたそれは、直径5センチ以上ありそうです。
そしてその横には…気味の悪さなら蜘蛛と底辺を競うムカデがいます。
串に刺されて伸びた身体は25センチ程はありそう、まるでお盆にボーダー柄を描くかのように並べてあります。


蜘蛛やムカデの画像はさすがに控えました。こちらはコオロギ

蜘蛛やムカデの画像はさすがに控えました。こちらはコオロギ

書いているだけでも鳥肌が立ちますが、これらは全て「食べ物」です。
お客は好きな串(虫)を選び、火で炙って食べるのです。
まるで焼き鳥のように。


サソリなんか種類も選べちゃいます(ここまでの画像撮影場所 北京)

サソリなんか種類も選べちゃいます(ここまでの画像撮影場所 北京)

深すぎる中国の食文化は、まるで底なし、ルールなし。
中国人の誰もが食べているわけではありませんが、若い女性店員が蜘蛛やムカデを炙っているところを見ると、それは特に非日常でもなさそうです。


小さめの幼虫料理。味はそれほど抵抗ないそうです

小さめの幼虫料理。味はそれほど抵抗ないそうです

これぞ究極の「迷走グルメ」。
それとも世界には更に上をいく“スゴイ食べ物”があるのでしょうか。
知りたいような知りたくないような…さて、皆さんの食指は動きましたか?


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  • 2 コメント

2 - Comments

setsuより:

2011 年 01 月 24 日 09:53:20

うわ〜〜〜〜!!
だめです、だめだめだめ!これはだめだ!
先日はメキシコの高級郷土料理「アリの卵」の和え物を食べましたが、
白いぷちぷちだったので◎。(味は特筆すべきものではないけど)

虫食はできませんな〜。
それしかなかったらやるしかないだろうけど‥

で、食べたんですか?

青柳 みちよより:

2011 年 01 月 24 日 11:46:37

setsu様

私も全くダメです。
店を見かけると遠回りするくらい苦手です。
こればかりは「ネタのために挑戦しよう」という
勇気のかけらも出ませんでした…


ゲテモノ系は中国でもどちらかというと「色モノ的」に
売っているようですが、「幼虫」は料理として普通に
出す店も多いんですよ。
でも私は「アリの卵」の方が断然良いです。

コメントありがとうございました。

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