スペイン

スペイン:バレンシア

大田 朋子(おおたともこ)

職業…ライター、エッセイスト、講演家

居住都市…ブエノスアイレス(アルゼンチン)
→ケント(イギリス)
→バレンシア(スペイン)

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マテの葉(Yerba mate)や小枝(Palo)を乾燥させた茶葉にお湯を注いで成分を浸出し、ボンビージャと呼ばれるストローで吸って飲むマテ茶

マテの葉(Yerba mate)や小枝(Palo)を乾燥させた茶葉にお湯を注いで成分を浸出し、ボンビージャと呼ばれるストローで吸って飲むマテ茶

美容と健康に効果てきめんの「マテ茶」のお話は以前させていただきました。
(参考:http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201010812313
ビタミン、ミネラル、カリウム、マグネシウムなどを豊富に含み「飲む野菜」ともいわれるマテ茶、私も愛飲している一人ですが、あえて問題点を挙げるとすれば、「飲みすぎると夜眠れないこと」。

これは、マテ茶に含まれる“mateína”(マテイーナ)に覚醒成分が含まれているからですが、裏を返して見ると、マテ茶を飲む人が口にする「眠気が吹っ飛ぶから朝一でマテを飲むんだ!」というのは、このマテイーナのおかげです。

「マテ茶を飲むと空腹が緩和されて、あまりお腹がすかない」「だらだらした気持ちがマテ茶を飲むことでピシッと正される気がする」などの現象もこのマテイーナによるもの。

そういえば、カフェインが入っているコーヒーを飲んだ時にも同じようなことが起こりますね。夕方以降はコーヒーを控えたり、カフェインフリーのコーヒーも販売されていますね。



マテイーナフリーのマテの葉っぱ。リラックス効果をうたっています

マテイーナフリーのマテの葉っぱ。リラックス効果をうたっています

そのコーヒーでの発想と同じく、マテ茶にも同じように「マテイーナ・フリー」のものがあるんです!

覚醒成分のマテイーナが含まれている割合が少ないので、寝る前に飲んでも「目が覚める」ことなく、反対にリラックスできるのが売り。

マテ茶を囲むことは「友情のシンボル」でアルゼンチンで人が集まると必ずと言っていいほどマテ茶を飲みますが、私は夕方以降友達と会ってマテ茶を囲む時には、このマテイーナ・フリーのマテ茶を使うようにしています。

おしゃべりがはずむとついついマテ茶を飲みすぎちゃってその夜眠れなかった、という経験があるものですから(笑)。





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