奥深い食文化、マサラ
2011.06.19 up
定番の大皿定食、ターリー
インドには“カレー”というものはないのです。タミル語で汁と具(KARI)という意味で、日本で食べるカレーライスはまずありません。100%マサラで味付けをしています。
チェンナイなど南ではバナナの葉っぱで出てきます
スパイスはマサラを何十種類も使っています。マサラは、スパイスとかハーブを混ぜたものです。料理によって使い分けるし、インドの食文化は一言で言えないくらい奥深いのですね。
また、北と南では違うし、家庭でもマサラの味が違うのが特徴です。
インド料理はスパイスが命!
デリーをはじめとする、北インドの食事は辛めが多いので、慣れない日本製の胃袋が毎日マサラ攻撃に遭って悲鳴をあげるのが自分でもわかるくらいです。
でも、お軽いメニューもあるので安心ですが。
パン的なものもおいしいけど油で揚げているから…
南インドはもっとスパイスを抑えた味が多いので、毎日食べても胃が悲鳴をあげません。バナナの葉っぱの上にカレー各種が出てきます。ココナッツやライムを使ってサッパリしているのが多いです。
ナンはタンドール窯で焼いた贅沢品!
大皿にお米も主食のチャパティも載って出てきます。ステンレスのお盆がお皿なので、とても便利。私も即2人分買って毎日使っています。ナンは意外にポピュラーではなく、一般家庭ではアーターという全粒粉で焼くチャパティが主食です。
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