中国

中国:上海

青田 麻咲(あおた まさき)

職業…会社員
居住都市…上海(中国)

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2017.7

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遊牧民のヤクテントにお邪魔しました。友達の従姉が遊牧民だというのです。しかも、住んでいるのはヤクの毛を織ってつくった伝統的な真っ黒なテント。貴重な体験です。

タンゴルの街から1時間。どうやってテントを探し出すのか検討もつかないくらい、だだっ広くて何もなく携帯電話の電波も通じない草原を1時間かけて突っ切った先、小高い丘に囲まれた窪地にテントはありました。

真っ黒なヤクの毛を織って作ったテントは近くでみても真っ黒でした。その厚くて大きな布を何本もの支柱と縄で支えているようです。外から見た感じ、高さはあまりありません。ベタっと地面に張り付いているようにもみえます。これは強風に耐えるためだそうで、山間にテントを張るのも風を避けるためなのでしょう。

中に入ってみると、外からは分からないくらい広くて天井も高いことにビックリしました。私なんかは普通に立っていてもまだ余裕がかなりあります。真ん中に置いた黒ストーブで部屋を二分していて、右側には小さなカラーテレビや敷物がある居間のようなスペース、左側には水や調理器具などがそろえてある作業スペース。定期的に移動を繰り返すので、最低限の日用品しかありません。大きなものはテント、ストーブ、棚、ミルク・バター製造機、桶、水、布団・・・くらい。数年前に電力会社から無料でソーラーパネルが提供されたということで、テレビや電球もありました。

ストーブの燃料はおなじみの乾燥させたヤクの糞。日中に子供たちが手で丸くまとめた糞を並べて干していたものです。においは全くありません。料理にもこのストーブを使います。

夜になって気温がぐっと下がってくると、お母さんが袖の長い民族衣装を用意して着させてくれました。羊の皮や厚手の布で出来ていて、ジャンバーやコートとは比べ物にならないほど暖かいんです。寝る時もこれを掛け布団のようにして寝ます。

遊牧民はさすがに日の出と共に行動を・・・と思っていたら、8時を過ぎても起きているのはお母さんだけでした。夏休みが終われば娘たちは学校の寮に戻ります。お母さん一人だけになるのは寂しいだろうなと思いました。

いつも思うのですがチベット族は人とくっつくのが好きな気がします。ここでも言葉は通じなくても、ボディタッチと目でコミュニケーションをとってくれました。本当にお世話になりました。


夕方。草原を走りテントを目指す。前のバイクもテントに帰る遊牧民

夕方。草原を走りテントを目指す。前のバイクもテントに帰る遊牧民


小さいけれどカラーテレビもある。ドラマやバラエティをみていた

小さいけれどカラーテレビもある。ドラマやバラエティをみていた


夜寝る準備。草の上に布団を敷いて寝る。民族衣装をかぶれば寒くない

夜寝る準備。草の上に布団を敷いて寝る。民族衣装をかぶれば寒くない


昼ごはん。四川のチベット族は四川風味の味を好んで食べます。美味しかった

昼ごはん。四川のチベット族は四川風味の味を好んで食べます。美味しかった


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