航空会社を選ぶ際に何を重視するか、サービスや安全性なども重要ですが、料金は大抵誰もが気になることですね。
ヨーロッパには世界で名の知られる大手航空会社のみならず、格安航空会社の便が多数運行しており、スウェーデンに発着する格安航空会社を例にとっても、Ryanair/ライアンエアー、easyJet/イージージェット、Wizzair/ヴィズエアーなど、数々名が挙がります。

大抵のこのような格安航空会社は、随時キャンペーンを行っており、運賃だけ見ると日本円換算で1000円や3000円、高くても5000円程度。オンシーズンや直前の予約は大手航空会社と変わらないこともありますが、極端な場合は「1クローナ」などと、ほとんど無料に近い値段を売りにしていることもあります。
無料に近い価格でも、空港税など諸税は別途加算されますが、それでも数千円程度で欧州の都市を往復できることには関心を引くことと思います。

しかし格安航空会社を予約する場合は、条件は確認しておく必要があります。

大手航空会社では規定の重量や個数までは無料の機内預け手荷物ですが、これが別料金（一個当たり一路線2～3000円程度）であることが多くあります。
またチェックインも有料で、1000～3000円程度かかることもあり（大抵ウェブチェックは当日空港で行うよりも安く設定されています）購入時にも支払い方法やカードの種類によって、航空会社が徴収する手数料が加算されることがあります。

チケット自体は安くとっても、手荷物に往復5000円、チェックインに2000円、またカードでの支払いで1000円‥と、別料金がかかると、結局は高い航空会社と同じ料金ということもありますが、それでも安上がりの場合ももちろんあるので、合計金額で比較すると良いと思います。

またほとんどの格安航空会社では、機内のドリンクサービスなども有料です。

格安航空会社のみならず、大手の航空会社でもここ数年で機内サービスを有料化している会社が多くあります。スウェーデン国内線でも数年前までは、サンドウィッチのセットメニューが全員に無料提供されドリンクももちろん無料でしたが、現在はほとんどの航空会社で、ドリンク一杯でも有料の「販売」に切り替えられています。
また長距離フライトでも、朝食はサンドウィッチのみ等、以前に比べると機内食が簡素化しているような気がします。

料金を安くとはいえども、無料で提供される飲み物や機内食は空の旅の楽しみの一つ、このようなサービスが有料化、簡素化してくるのはあまり良い気がしないように思いますね。

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