カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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無事、出産したレイチェルさん『Times Colonist』より

無事、出産したレイチェルさん『Times Colonist』より

『I didn\'t know I was pregnant(妊娠しているなんて知らなかった)』という番組があるそうです。題名どおり、妊娠していたのに、気付かず、出産を迎えてしまったびっくりストーリーのようです。

この番組を観て、「信じられな~い!」と思っていた、バンクーバー在住の28歳のレイチェルさんが、番組に登場していた女性たちと同じように、臨月まで妊娠に気付かずきてしまったという話です。

レイチェルさんは、昨年12月に妊娠したものの、1月に流産しています。

さて、傷心のレイチェルさんは、バンクーバーの西にあるバンクーバー島にある有名なハイキングコース、ウエストコーストトレールに、お父さんと挑戦することにしました。全長75キロのこのハイキングルートは、素晴らしい景色でも有名です。

その途中で、ひどい腹痛に襲われ、妊娠を知らなかったことで、驚いた二人は救援を呼びました。そして、病院で腹痛は陣痛であったことが分かり、無事、出産に至ったようです。

こんなことになったのは、流産をしたときに診察した医師のミスのようですね。レイチェルさんは双子を妊娠していましたが、一人と考えていたためです。

早い時期の流産だったので、超音波などで診断するまでに至ってなかったようですが、流産のときに調べなかったのか? 内診だけだったと記事にはあります。今のところ、医師はインタビューに応じていません。

レイチェルさんは確かに、妊娠を通して、多少太ったものの、体重の増加はあまりなく、「少し太った」と考えていたとあります。妊娠初期のつわりがひどい時期は、流産直後なので調子が悪いんだと考えていました。さらに、レイチェルさんは、流産した後、赤ちゃんのお父さんであるボーイフレンドと別れていて、出産まで「妊娠したかも?」と考えるような理由はなかったそうです。

ニュースはラジオで先に聞いたのですが、数人のリスナーが「私の知り合いも妊娠を気付かないまま出産を迎えた」と電話をしてきていました。

レイチェルさんは赤ちゃんを抱いて、幸せそうな様子の写真が出ています。しかし、このお医者さんは恥ずかしいだろうな。








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1 - Comments

山本グィスラソン由佳より:

2011 年 10 月 05 日 17:45:41

昔テレビのクイズ番組で、寝ている間に子供を産んでいた!という驚きニュースもありました。出産の2週間前の写真でもお腹が目立った様子がなかったようで、どのように赤ちゃんが育っていたのでしょうね?
胎動なども全く感じなかったのでしょうか?
世の中不思議なことがあるのですね。

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