フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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売れ行きNo1のマカロンを手にした、優しいオーナー夫人キャロリンヌさん

売れ行きNo1のマカロンを手にした、優しいオーナー夫人キャロリンヌさん

 パリのモンマルトルの丘の西側に、昨年の「世界チョコレートショー」の味の鑑定部門で一位をとったポール氏がいるお店があるので、訪れてきました。
彼は、あいにく休暇中でしたが、オーナー夫人が対応してくださいました。


試食し会話を楽しみ、気持ちよく買い物をしているお客

試食し会話を楽しみ、気持ちよく買い物をしているお客

 お目当てのチョコレートは残念ながらありませんでした。

昨年のイースター時期に卵の形で、販売したそうです。
味は、柚子とチョコを混ぜたものだと聞いて、嬉しくなりました。
「Yuzu」と発音も日本語のままです。
柚子の消費は日本がほとんどなので、すっかり日本のモノとされているのですね。


シャンゼリセのアトリエ・ルノー、レストラン1728などに仕出しもしている

シャンゼリセのアトリエ・ルノー、レストラン1728などに仕出しもしている

ところで、優勝したポール氏は、ラボで働く12人の職人さんの一人にすぎませんでした。

オーナーは、店名と同名のアルノー・ラレー氏です。
彼はフランス菓子の老舗ダロワイヨ・フォーションなどで働き、輝かしい経歴を経て自分の店をオープンした人です。
新人養成も、優れているのがうかがえますね。


数ある菓子の中からアルノー氏の大好物はフラン(プリンに似ている)で毎日食べるそうです

数ある菓子の中からアルノー氏の大好物はフラン(プリンに似ている)で毎日食べるそうです

 ショコラティエ(チョコレート屋)の看板を掲げているが、勿論 ワイン・ドラジェ・ジャムなどの他のものも売っています。
目を引いたのは、美しい色合いのマカロンで、15種類もありました!
自然の食材を使用し、ミント、ピスタチオ、マンゴーなど…
サクサク触感に素材の味がしっかり感じられる出来栄えは、お見事!


鮮やかなデザインのケーキは、丁寧に心を込めて仕上げているのを感じます

鮮やかなデザインのケーキは、丁寧に心を込めて仕上げているのを感じます

直径20センチのケーキ約2500円、各カットケーキ500円くらいと、パン屋さんに並ぶ菓子より高価ですが、最近の深刻な不況に影響することなく 順調だそうです。
これも、菓子職人さんの日ごろの努力のおかげであると思います。

フランスには、いろんな場所での経験を経て、独立する職人がいます。
彼らの夢の店は通常 職人気質が感じられ、質と味が絶品です。
そんな店を、パリを歩き、発見するのは楽しい。


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