スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

前の月へ

2024.4

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

バレンタインデーといえば、バラの花とハートとチョコレートと……

バレンタインデーといえば、バラの花とハートとチョコレートと……

 気付けば2月になり、世の中はすっかりバレンタインデーの雰囲気です(笑)。
 広告は妙にバレンタンデー関連のもの(チョコレートやらシャンパンやら)が、ハートを散りばめた派手なデザインで連日入ってくるようになり、スーパーへ買い物に行けばバレンタインデーのデコレーションで華やかでした。
 
 とはいえ、やはり全体的に日本の方がバレンタインデーは例年もっと盛り上がってる気がするな~、と思っていたのですが、それでも一応シャイなスイス人でも、当日の2月14日は結構意識している(?)ようです。昨年のバレンタインデーの日の夕方、街中は花やら チョコレートなどのお菓子を買い求める男性たちの群れが、ここにもあそこにも!
 それにしても女性はドコ……?珍しい風景に思わずじろじろと観察してしまったのですが、バラの花一本とカラフルな包装紙に包まれたお菓子を買い求めている男の人たちが圧倒的でした。

 職場では、ポーランド人の同僚の男の子が、スイス人の同僚の女性に「ねえねえ、今日バレンタインでしょ、彼氏に何あげるの?」と尋ねていたのですが、スイス人のその同僚は「は?私が何で彼氏に何かあげなきゃいけないのよ。何にもあげないわよ」とぴしゃり。
 「え~、何にもあげないの?マジで?彼氏かわいそー!」とショックを受けた様子のポーランド人の同僚。
 
 そんな会話を横で聞いていた別のスイス人の同僚(男性)がぼそっと「スイスではね、オトコが女性にバレンタインデーのプレゼントを一方的にあげないといけないんだよ」と彼に説明していました(笑)。
 
 スイスって女性がとても強そう(私の知ってるスイス人女性はもうとっても強い人たちばかりなのです)なイメージが強いので、そうなるのかしら。
 日本だと女性から男性へですし、同じヨーロッパでも男性と女性がプレゼントやカードを相互に贈り合う国も多いので、同じヨーロッパでも国が変われば慣習も変わるのだなあ~、と興味深く思いました。






レポーター「小島 瑞生」の最近の記事

「スイス」の他の記事

  • 1964 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives