スイスの古城ホテル、初体験!
2012.01.14 up
外見はいかにも古城……というか“ホーンテッド・マンション”っぽい?
いつもぎりぎりまで重いお尻をあげないので、気付けば年末になってしまった2011年の大晦日。毎年だら~っとして年が明けてしまうので、今年はどこかに 行ってみよう!ということで行き当たりばったり(?)で、フランス語圏ローザンヌ(Lausanne)にあるウシー(Ouchy)の古城ホテルで年越しをすることに。
長く続く廊下に迫力あるホテルルームのドア。きっとスイートルームなのでしょうね!
“古城ホテル”なだけあり、宿泊費は結構したような……清水の舞台から飛び降りるどころか、マッターホルン(ユングフラウヨッホでもいいけど)から飛び降りるつもりで記念宿泊しました(苦笑)。
もともとこの古城ホテルは、1170年にローザンヌの司教用の塔付き邸宅として建てられたのだとか。その後長い年月が経つうちに、その邸宅もぼろぼろにな り、廃墟となりつつあるところを、新家主によって改築され立派なお城となったのが1885年。それから1893年までに現在のネオゴシック風建物に変貌 し、古城ホテルとなったのだそうです。
天井も味があります……。
内部はモダンな内装と古い歴史ある内装が混在しているという感じ。
何度も改築を繰り返したのでしょうか、不思議な隙間にエレベーターが突如いくつも現れたり、細い屋根裏のような通路を延々歩いたかと思えば、いかにも古城的な空間に突き当たったり。ちょっぴり『ウィンチェスター館』(米国サンノゼにあるウィンチェスター家の大豪邸。未亡人であるウィンチェスター婦人が、ウィンチェスター社製のライフルで殺された 人々の魂が一家を呪っており、その霊たちをなだめるため館を増築し続けなければならないと信じ、実際彼女が亡くなるまでの38年間それが続いた。そのため 内部は行き止まりの階段、隠しドア、床のない床など、奇妙な構造となっている。)を思い出してしまいました。
螺旋階段を見ていると吸い込まれそうに。
そのままぐずぐずしているうちに、カウントダウンが始まってしまい、2012年♪元旦の朝は見事にどんよりしてました(笑)。
スイス東部の金融都市、チューリッヒなどではかなり大きな花火が上がると聞いたことがあるのですが、ローザンヌ(少なくともウシーは)誰かが買ってきた小さな花火がちょろっと上がっていたぐらいでした。
後はすでに酔っ払った若者たちが湖畔で騒いでいたぐらいでしょうか。でもその若者たちも30分ほどであっさり退散していました。
今年の大晦日は前もって何をするか計画を立てよう!というのが2012年の私の抱負です(笑)。
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