台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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駅にある路線変更案内ポスターより

駅にある路線変更案内ポスターより

 台北MRTが年末に向けて更に便利になります。

 上のポスターの写真を見ていただきたいのですが、MRT中正紀念堂(ジョンジェンジーネェンタン)駅から、信義路に伸びる信義線(シンイーシェン)が10月13日から始まる試験運行と行政の審査を経て、早ければ11月中に開通の見通しだ、という報道がありました。

 この信義線の主要駅は、前出の中正紀念堂駅をはじめ、駅の施設で注目を集めそうな大安森林公園(ダーアンシェンリンゴンユェン)駅、小龍包で高い人気を誇る鼎泰豐(ディンタイフォン)の本店がある東門(ドンメン)駅(注:こちらは昨年紹介した中和新蘆線の駅として1年前にオープン)、台北101(タイペイイーリンイー)/世貿(シーマオ)駅と、観光スポットが集中しているところにあり、地元の人たちだけでなく、観光客にとっても開通が待たれる路線です。

 信義線は、MRTの淡水線とつながり、現在、北投(ベイトウ)駅から台電大樓(タイディエンダーロウ)駅を通る路線が、中正紀念堂駅からこの信義線に乗り入れることになります。

 また、台北駅(上の写真の「台北車站」)周辺の駅に集中しがちな人の流れを緩和するために、西門(シーメン)駅ー中正紀念堂駅に通る路線が台電大樓駅まで延伸されます。


現行の路線図

現行の路線図

 淡水に住む私にとっては、現行の淡水ー新店(シンディエン)の路線が維持されるので、台北101方面へ行くには途中駅で乗り換えが必要になり、少し面倒なところですが、ホームを移動することなく乗り換えでき、楽に移動できるので、歓迎しています。

 信義線開通後の様子は、改めてご紹介させていただきます。


MRT東門駅にある信義線のプレートより(こちらは北投行き)

MRT東門駅にある信義線のプレートより(こちらは北投行き)

(追記)

1 本文にもありますが、10月13日に最初の試験運行と行政の審査が行なわれ、行政側から12カ所の改善要求があったということです。今後は、この12カ所の改善ポイントの状況などを鑑み、正式開通の運びとなります。


MRT東門駅にある信義線のプレートより(こちらは台北101方面行き)

MRT東門駅にある信義線のプレートより(こちらは台北101方面行き)

2 毎年12月31日~1月1日に台北101で行なわれる年越しカウントダウンライブと花火は、MRT市政府(シージョンフー)駅と、忠孝東路(ジョンシャオドンルー)にある板南線(バンナンシェン)の駅が大混雑します。
*詳しくは、下記URLをご参照下さい。

http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20111120398

 信義線の開通は、このイベントに訪れる観光客が分散され、移動がよりスムースになることも期待されています。



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  • 1 コメント

1 - Comments

石田より:

2013 年 10 月 21 日 20:08:39

十字型とか、環状線とかではなくて、グニャグニャですね。
路線図しかないので判断しづらいですが、
きっと需要に合わせて路線を開拓したのでしょう。

観光は路線図片手に、ですね。

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