フランス

フランス:トゥルーズ

田渕和恵(たぶちかずえ)

職業…塾講師(日本)/イラストレーター(フランス)
居住都市…岡山県新見市/フランス・トゥルーズ市/ブルキナファソ・ワガドゥグ市他

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木幡の幡祭り いよいよクライマックス

木幡の幡祭り いよいよクライマックス

サワ サワサワ と風が木々を通り過ぎていく音。
「ブォー ブォオオオーー」と、山に響き渡るほら貝の音。

ここは、二本松市木幡にある隠津島神社(おきつしまじんじゃ)

12月1日(日)
900年以上の伝統を誇る「木旗の旗祭り」のゴール地点です。

初めての参加だったので、山に迷ってしまい、
頂上についたのが、ゴール直前の時間帯。

黄色、ピンク、赤、青、ピンク色。
カラフルな旗をたなびかせ、白装束の氏子たちが、
長い、なが~い山道を登ってきました。


迫力満点

迫力満点

このお祭りの起源は、
1055年「前九年の役」にさかのぼるといわれています。
戦いに敗れた源氏の軍勢が、山に立てこもったとき、
追走してきた敵軍が、降り積もった雪を源氏の白旗と
見間違えて退散したという伝説に由来しています。


最後の力を振り絞って 駆けのぼります

最後の力を振り絞って 駆けのぼります

白装束の男たちが、隠津島神社の階段を駆け上る様子は
圧巻です。

一日中、大きな旗を持って、山超え、川超え、谷超えて、
儀式を終えて、歩き続けた白装束たち。
最後の力を振り絞って、や~!と駆け上っていく姿は、
寒さを吹き飛ばし、見ている私たちの心を熱く燃やします。

国の重要無形民俗文化財にも指定されている木幡の幡祭り。
福島県が残してきた宝に、触れることができた一日でした。


神聖な空間と時間

神聖な空間と時間



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タグ:祭り

  • 843 ビュー
  • 1 コメント

1 - Comments

いとうより:

2013 年 12 月 20 日 18:29:41

いとうです。
恥ずかしながら、この祭りを初めて知りました。すごく勇壮な感じで、間近で
みたら、圧倒されそうです。

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