クリスマスといえば、フランスは家族と集まり盛大に祝うとき。特に食事やデザートは豪勢で、一般的にはフオアグラ●七面鳥●サーモン●牡蠣●チキン●鴨などなど....そしてお楽しみはデザート！その中でもフランスの伝統的なクリスマスケーキといえば、ビッシュドノエル（ブッシュドノエル）！今回はこのケーキを紹介します。

これはフランス語では、ビッシュは薪／ノエルはクリスマスなので「クリスマスの薪」です。このケーキの歴史は１９世紀にパリで生まれたとされており、いくつか由来の説はありますが、周りでよく伝わっている説はこちら。キリストの誕生を祝い、クリスマス前夜から家族みんなで暖炉前に集まり歌ったり踊ったり、そしてクリスマス当日までこの暖炉の火を絶やさない様にします。そのため、暖炉の薪には太い固いものをえらばれていたのだとか。しかしその習慣もストーブの進出によって、暖炉が次第に使われなくなり、その習慣がケーキとして現在まで残っているんだとか。

クリスマスの豪華な食事でもうお腹いっぱい！といいつつも、ついつい別腹で食べてしまうケーキ。みんなで囲みながらの食事と団らんは、それ自体がクリスマスの伝統といえるでしょう。

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