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電柱が通りの片側に集中している住宅街の風景
サンパウロでは電柱が通りの片側に集中しています。電柱の立っていない側の住宅には、電柱のある側の電線に新しい電線をつないで配線するのが基本的なスタイルです。
庶民が住宅地を選ぶ時、「電柱の立っている側の宅地を選ぶのが良い」と言われます。
ブラジルでは電線が盗まれたり、切れたりするという事が日常茶飯事に聞かれます。その際、一時的により停電しやすいのは、電柱の立っていない側ということも一因です。
通りの片側の電柱の電線から向かいに電線を引いている風景
サンパウロの通りには電線が交錯しています。
電線やインターネットのワイヤーが何らかの理由で切れて地上に落ちている光景は珍しくありません。
電柱のある側から電柱がない側の住宅へつなぐ電線は、それほど高い場所に配線されていないため、少し背の高いトラックが通ると引っ掛かって切れることもあります。
時には、電線を自分で勝手につないで電気を引くという話もあります。
紐の片側を電線に結び、もう片側は家屋などに結び、その紐にさらに飾りを付けるような光景
気軽に電線を引いてくるという感覚に由来してか、Ｗカップの時には紐の片側を電線に結び、もう片側は家屋などに結び、その紐にさらに飾りを付けるような光景もおなじみです。
電線が切れた場合は比較的早い対処が施されますが、インターネットのワイヤーが切れた場合は数日かかることがあります。
珍しくない地上に電線が落ちている光景
レポーター「大浦 智子」の最近の記事
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