メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 清涼飲料のボトルにプラスティックのボトル、切れた電球やお酒の空き瓶。
 出さないように心がけて生活していても、やっぱり出てしまうのが不燃ゴミにリサイクルゴミ。

 メキシコでもそれなりにゴミの分別はしていますが、そこはやっぱりメキシコ。行き届いていないのが現状です。
 それに加え、メキシコはあの「赤と白のマーク」の清涼飲料水消費量世界一なので、ガラス瓶やら缶やら、プラスティックボトルやらで、あちこちゴミがたくさん。

 そんな中、普段の生活でいくつかのリサイクル品を発見しました。


清涼飲料水の瓶をフタ付きで再利用

清涼飲料水の瓶をフタ付きで再利用

 とある、ごくごく普通の食堂でテーブルに鎮座しているこのボトル。
 先ほどの清涼飲料水のガラス瓶でした。
 それに、各食堂の「味の決め手」となる唐辛子のソース(サルサ、チレ)を入れて、どんとテーブルに置かれています。
 蓋付きのもの、蓋に器用に穴を開けているもの、さまざまです。
 これだと、サルサ用の容器やスプーンを毎日洗う手間が省けます。
 蓋をしておけば、むだな液ダレでテーブルを汚す必要もなし。それを使うお客さんにとっても、使いやすくて便利この上無し。

 ぐいっと飲んだ後に捨てられる運命だったこのガラス瓶。この先何年も、この食堂のテーブルでお客さんをお迎えすることになるでしょう。

 ちなみに、この「リサイクルボトルのサルサ入れ」ですが、あちこちのお店で見かけるので、おそらくメキシコの「定番リサイクル例」なんでしょうか。


コロンとした吊るすタイプの一輪挿し

コロンとした吊るすタイプの一輪挿し

 とある昼下がり、大学構内で「廃品利用のリサイクルアート展」がありました。

 こちら、透明感あふれる空間が作れそうなかわいい一輪挿しは、形もそのままの「使用済み電球」をリメイクしたもの。吊るすためのヒモを麻ヒモにしたら、もっとかわいいかも!

 安定して大きな花束を差したければ、どっしりとしたお酒の空き瓶の肩から上をスッパリと切り落とし、やすりをかければ完成。窓辺に並べておきたいですね。マッチョな男性なら、これに飲み物を入れてグラス代わり、というのもアリかも。


おしゃれにも見える花瓶

おしゃれにも見える花瓶



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  • 1 コメント

1 - Comments

かなやより:

2014 年 03 月 01 日 17:22:17

使用済み電球を活用した一輪挿し、なかなか粋ですね。今度、挑戦してみようかな。

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