スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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子供向けゲームの景品でもらったタトゥーシール

子供向けゲームの景品でもらったタトゥーシール

タトゥーシールは日本でも出回っているようですが、スウェーデンでは、これを大人が使うことはまずありません。

なぜなら「タトゥーシール」はあくまでも、子供が遊ぶためにあるもの。興味のある大人は、シールではなく本物のタトゥーを入れるものです。


いろいろな種類のシールが1冊に入っています

いろいろな種類のシールが1冊に入っています

日本でタトゥーは、入れてあると温泉やプールの入場に規制がある、就職など社会生活でも不利が出る、一度入れると簡単に取れないので入れるには勇気がいる…など、まだまだ一般の国民には敬遠されがちなものです。
タトゥーシールは一時的にファッションを楽しみたい人や、痛みに耐えられない人のため、という部分もあるのでしょうか。


スウェーデンでは一般国民がファッション感覚で入れていることは決して珍しくないのですが、やはり未成年(18歳未満)への施術は法律で禁止されています。

「痛みを伴う、取り消せない模様を体に彫る、感染症のリスク…などを考えると、子供に施術することは倫理上、認められない」という考えは、スウェーデンでも日本でも共通しているようですが、大人になってから自己責任で行うのであればかまわない、と思う人が多いようです。

「タトゥーシール」は、まだ本物のタトゥーを入れられない子供が、タトゥーを入れている大人の真似をして遊ぶためのもの、とも言えるようです。


このように手につけたりして遊びます

このように手につけたりして遊びます

タトゥーを彫るときの「ジーーーーー」という音を聞くと、私の第一印象としては「痛そう…怖い…」と思ってしまいます。しかし、この音も、スウェーデン人にとっては「何を彫っているのだろう…」などと、また違った捉えられ方があるのかもしれませんね。


知人の本物タトゥー

知人の本物タトゥー



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