タイで人気のスポーツといえば、「ゴルフ」が一番に浮かびます。
私自身はゴルフをしませんが、バンコク郊外を車で走ると、ゴルフ場や練習場が次々と現れ、「ゴルフが盛んなんだなぁ」と感じます。
この暑さの中、外で何時間もプレーするのも大変そうですが…。

現在、タイのゴルフ人口は数十万と言われ、急成長を見せる分野だそうです。タイのスター選手の活躍もあり、若い世代にまで人気が広がったのがその理由と言われています。
また、ゴルフ好きはバンコク市内にとどまらず、お隣のパタヤやホアヒンまでもゴルフをしに行きます。特に人気があるのはホアヒンの「ブラックマウンテン」で、ここではプロの大会もよく行われています。

ゴルフ料金は他の国と比較して安めだと聞きますが、それでも、タイ全体の物価から考えると高価。まだまだ“お金持ちのスポーツ”です。でも、プレイヤーごとにキャディーが付いてくれるので、近郊の女性たちの雇用が増えるというメリットもあるようです。
また、日系企業じゃなくとも「ゴルフ接待」は存在し、一般参加のゴルフトーナメントも盛んです。

ちなみに、暑さ対策は、早朝や暑さのピークを過ぎた時間にプレーするくらいのようですが、実際に夕方のゴルフ場を訪れるてみると、思った以上に涼しいので驚きました。バンコク市街と郊外では、暑さの質も違うようです。
どちらかというと“スポーツ”のイメージがあまりないタイですが、ゴルフ人口だけはこれからも確実に増えていきそうです。

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