フランス

フランス:ボルドー

針谷綾子(ハリガイアヤコ)

職業…シャトーでのワイン販売/ぶどう畑(シーズン時)
居住都市…ボルドー(フランス)
→こちらで記事をかきはじめた頃はニュージーランド南島のブレナムに滞在していました。2012年の夏から夫の仕事の関係でフランスのボルドー地方のマルゴーに住み始めました。現在滞在7年目です。ボルドーレッドで有名なワインの町です。ボルドーは小さなパリと呼ばれており、観光地としても人気があります。

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家族みんなで当日配るお菓子箱つくり

家族みんなで当日配るお菓子箱つくり

モロッコの結婚式は通常3日間おこなわれます。そして、その結婚式の準備をするのが両親と家族のみんな。日本の様にプランナーがいて当日すべてが整うと全く違い、すべて家族で協力して作り出す...まさに家族の絆あってこそです!
私たちもこの貴重な期間に、家族にまじって準備から一緒にすごさせてもらいました。3日間の間、300人を超える人たちがくる大イベント!まず結婚式の2日前から披露宴で配るお菓子などのプレゼントを入れる箱などをみんなで作りました。


おしゃべりをしながら、時にダンスをしながら準備はすすんでいきます

おしゃべりをしながら、時にダンスをしながら準備はすすんでいきます

準備時間も特にきまっておらず、用意ができた人から新婦さんの両親の家に集まり準備をはじめるといったスタイル。私は夜6時ころ到着し、その日は朝2時までお手伝いしていました。まさに夜は長い(笑)


紅白の入れ物の中には、お絞りとお茶バッグ入り

紅白の入れ物の中には、お絞りとお茶バッグ入り

翌日は結婚式前日。牛を一頭購入し、庭でリラックスさせてから数時間後にはガレージでプロにより殺すイベントが行われます。これは、結婚式で招待客に振舞うためと、結婚する二人の未来に不運が訪れない様にと牛を犠牲する儀式なんだそうです。


ガーデンの牛

ガーデンの牛

モロッコの人たちにとってこの儀式は当たり前の光景。小さな子供たちは悪い夢をみたらだめだからと見せない場合もありますが、比較的幼いときから見せる親がおおいため子供時代からみんな私たちの食卓に並ぶ肉がプロセスで私たちのもとに届くかちゃんと理解しています。日本ではなかなかそういう現場を目にすることが少ないため、大切な光景だなと実感しました。


牛の儀式

牛の儀式


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