オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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小ぶりな北海エビ。

小ぶりな北海エビ。

隠れざる、オランダのグルメ、といえばやはり、北海エビでしょう。北海エビは、別名を『ダッチ・シュリンプ』といい、大きさは、約3センチくらいの灰色をした小エビ。茹でてから、マヨネーズであえてパンに乗せて食べたり、カクテルソースでオードブルにしたり、と、その独特の味は一度食べたらやみつきになります。


この北海エビですが、スーパーなどでは、塩茹でされたものがパックされ、売られています。移動魚屋でも、グラムで計ってもらい購入することができます。もっとも新鮮なものを食べたいときは、やはり海辺の町へ行き、漁師さんと直接、交渉するのがベストだそうです。


茹でただけでも、その味は格別。

茹でただけでも、その味は格別。

その味ですが、何ともいえない芳香があるのが特徴です。しかし、これをくどい、とか、あまりにも磯の香りが強すぎる、と考える方には、あまり美味しくないかもしれません。確かに、日本のエビとは違った、独特な香りを持つエビではあります。


このエビ、とても小さいので壊れやすく、皮を機械で剥ぐのに適していないため、すべてが手作業で行われています。これは、以前、漁師の奥さんたちの役目でしたが、今は学生アルバイトなども交じって、和気あいあいとみんなでエビの皮を剥いています。


オランダにいらっしゃる機会があれば、ぜひ、この北海エビをおすすめします。確かに、寿司の具にはなりえない、独特の味がしますが、パンにはさんだり、そのまま食べても絶妙!これぞ、エビ!と行った美味しさに太鼓判です。


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