どんどん長くなる雨季
2014.09.03 up
バンドンの曇り空
この記事を書いているのは8月31日ですが、バンドンではここ数日夕方になると数時間大雨が降っています。まるで雨季を思い起こさせる雨ですが、本来今は乾季です。
インドネシアの気候は、熱帯性気候で雨季と乾季に分かれます。元々雨季は、10月から3月までの6ヶ月間でした。しかし、近年ジャワ島では9月頃から5月頃まで雨が降ります。インターネットの記事では「2014年の乾季は2ヶ月だけ」という予想も。どんどん雨季が長くなり、雨季と乾季の境目もハッキリしなくなってきています。
突然の雨で、高架下で雨宿りするライダーたち
また、インドネシアの人々は洪水が増えたと言います。これは雨の影響だけではなく、ゴミの不法投棄が増えたり、住宅が増え木々が減っているのも影響しているとは思いますが、毎年首都ジャカルタをはじめ洪水のニュースをよく見かけます。
今年3月職場からの帰路で洪水に遭遇。一時は腰までの水で交通マヒに。車の窓から脱出していた人もいました
ところで、インドネシア人男性は雨が降ってもほとんど傘をさしません(というより持っていない人がほとんどです)。特に若い男性が傘をさすのは「ダサい」とか。ただこれも小雨のみ。では大雨になるとどうするのか?…みんな室内にこもって動きません。約束だってキャンセルします。外に出られずせっかくのデートをキャンセルしてしまうぐらいなら、ダサくても傘をさした方がいいのでは?とアドバイスしたくなってしまいます(笑)
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タグ:異常気象
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