ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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流行している編みゴムアクセサリー

流行している編みゴムアクセサリー

 人気の発信元の国が気になります。

 少なくてもサンパウロ市内では、この1、2か月の間に女の子を中心に子どもたちの間に急速に流行したのが、輪ゴムを編んで作るアクセサリーです。

 直径一センチぐらいのカラフルな輪ゴムを2本の指に装着して、指や短い棒針を使って交互の指にかけていくと、あっという間に飾りヒモが出来上がります。編み方はいくつかの種類があります。それをプラスチックの留め金で結べば、腕輪やネックレス、根気よく続ければゴムのセーターまで出来上がってしまうものです。


編みゴムアクセサリーを装着した女の子

編みゴムアクセサリーを装着した女の子

 この編みゴムは爆発的な人気で、棒針と留め金、輪ゴムが約100個入って、一袋約6レアル(約280円)。ゴムだけだともう少し安くなります。小さなゴムで随分と高い気がしますが、近場の雑貨店では売り切れてしまっている日もあります。

 最初はブラジルのテレビCMで、このゴム編みが作れるような機械が宣伝されていました。それがもっと簡単にできるということで、このタイプのゴム編みセットが流行るようになったという話も聞かれます。


編みゴムアクセサリー

編みゴムアクセサリー

 You Tubeでも作り方が見られ、幼稚園くらいの子供でも簡単に作られます。中学生くらいまでの子供の間で瞬く間に流行し、学校では作ったアクセサリーを販売し、値引き合戦をするような事もあるそうです。

 あまりに流行るせいか、「このゴムを手につけているとガンになる」など、不吉なうわさまで飛び交っている今日この頃です。

 作りやすいようにゴムを色分けして収納ボックスに収めているような女性も見かけました。


編みゴムの素材を色分けして収めた箱

編みゴムの素材を色分けして収めた箱


袋に入った編みゴムアクセサリーのセット

袋に入った編みゴムアクセサリーのセット


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