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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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開会式の様子

開会式の様子

 今年も8月7~10日にアマチュアボクシングの国際大会の台北市カップが開催されました。日本からは男子4人、女子1人の5人がエントリーし、2年前まで女子ライト級で連覇していた釘宮智子もコーチとして来台しました。


男子フライ級決勝の様子 左は中野幹士(なかの みきと)

男子フライ級決勝の様子 左は中野幹士(なかの みきと)

 今大会で大健闘を見せたのは、男子フライ級の中野幹士(東京農業大学)。決勝では積極的なボクシングで相手を追い込み、判定勝ちを収め、優勝しました。

 今回エントリーした日本人選手では唯一の優勝でした。

 


表彰式の様子

表彰式の様子

 その後表彰式が行なわれましたが、同大会では2年前の釘宮智子、藤田健児以来の優勝。表彰台の一番高いところに日本人が立ち、君が代を2年ぶりに聞き、私自身、誇らしく、そして感慨深くその様子を眺めていました。


表彰式後は練習用グローブにサイン

表彰式後は練習用グローブにサイン

 表彰式後、中野は、炎のデザインのグローブにサインを入れましたが、本人は訳が分かっていない様子で、その初々しさがまた新鮮に映りました。

 グローブのサインは昨年もありましたが、このグローブは2017年に台北で開催予定のユニバーシアードの会場に飾られるそうです。


女子プロボクシングのエキシビジョン

女子プロボクシングのエキシビジョン

 大会の全日程終了後、普及のための女子プロボクシングのエキシビジョンが行なわれました。

 しかし、表彰式が終わり気が抜け、終了の雰囲気が漂う中で行なわれたため、周囲のノリは今ひとつ。リングにはWBC女子インターコンチネンタル王者と中国女子64kg級(いずれも場内に設置された看板より)王者が上がり、それぞれ迫力あるファイトを見せましたが、せめて余韻が残る全試合終了後にやってくれれば……と思いながら試合を見ていました。

 回数を重ねるごとに参加国、参加者も増え、協賛企業も増えています。今後も発展が期待できる大会だけに、来年以降も追いかけていきたいと思います。


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