我が家に空き巣が入ったのは1ヶ月前のことです。同じ家で2度目の泥棒騒動と言うことで、今回はさすがに引越しも考えましたが、なかなか理想にかなった家が見つかりません。
また、大家さんが「セキュリティーを強化するから」と訴えてきた事もあり、結局ここにとどまる事にしました。
さて、どんな策を講じてくれるのやら。

まずは入り口ドアのセキュリティーを強化する、とのこと。なるほど、大事な部分です。
すばやい行動に安心して任せていると、出来上がったドアはこの通り。

鍵、鍵、鍵…鍵だらけ。
てっきりドアそのものを変えてくれるのかと思ったら、無数とも思える鍵穴をつけただけです。おまけに空き巣に壊された鍵穴はそのまま放置。

入り口ゲートも強化する、と言うので、旅行中に作業をお願いすることにしました。
帰ってきたら出来上がっていました。
前よりも縦のバーが高くなり、悪魔の槍のようなものも突き出してちょっと威圧的に…と思ったら、あ、あれ？？
本来、外からの侵入者に向けられるべき槍の矛先が、住宅側に向いているじゃありませんか。これじゃまるで住人である私たちが外に逃げるのを阻止しているようです。
でも今となっては後の祭り。タイ人のやっつけ仕事にため息です。

今は毎日ドアとゲートで合わせて10個の鍵を開けたり閉めたりする日々。
外に出てから忘れ物に気づいたときには心底うんざりです。
セキュリティーを強化して以来、空き巣犯人への憎しみが倍増したことは言うまでもありません。

レポーター「青柳 みちよ」の最近の記事

• バンコクで「桜まつり」が開催されました
• 色が変わる不思議なお茶「バタフライピー」
• 知る人ぞ知る「ドラゴンタワー」の奇想天外な魅力

「タイ」の他の記事

• バンコクで「桜まつり」が開催されました
• 色が変わる不思議なお茶「バタフライピー」
• 知る人ぞ知る「ドラゴンタワー」の奇想天外な魅力