ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

前の月へ

2024.4

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

短冊切りにした白菜を容器に並べ、しょう油、酢、少量の油、しょうがのみじん切り、赤唐辛子のみじん切りを加えた自家製タレを回しかけた料理

短冊切りにした白菜を容器に並べ、しょう油、酢、少量の油、しょうがのみじん切り、赤唐辛子のみじん切りを加えた自家製タレを回しかけた料理

 白菜はサンパウロでも一般的な野菜です。ポルトガル語ではアセルガ(ACELGA)と呼ばれるくらいなので、日本だけでなく世界のどこかでも食べられてきた野菜なのかもしれません。

 サンパウロの家庭の食卓やブッフェ形式のレストランで白菜が登場する時、よく見かけるのが生のサラダ感覚でお皿に盛られた状態です。

 日本でも白菜はお漬物でおなじみですが、漬物は生野菜でも、生の感じが抜けて食べられます。漬物でなければ鍋料理やおみそ汁など、火を通して食べるのが白菜の食べ方のイメージではないでしょうか?


サンパウロの露天市で販売される白菜

サンパウロの露天市で販売される白菜

 普通に刻んだ白菜をレタスのようにドレッシングをかけてサラダで食べた時、最初はどうもサクサクした感じがカブトムシやクワガタのエサのような気分がしたものです。でも慣れると暑いブラジルでは、白菜もサラダで食べるとおいしいという感覚が芽生えてきます。

 ブラジルに暮らす日本人、日系人の家庭では生の白菜を食べる時の一般的なレシピがあります。短冊切りにした白菜を容器に並べ、しょう油、酢、少量の油、しょうがのみじん切り、赤唐辛子のみじん切りを加えた自家製タレを回しかけるというものです。サラダ感覚の白菜でも生っぽくなく食べられる日本女性の知恵を感じさせるおいしいレシピです。





レポーター「大浦 智子」の最近の記事

「ブラジル」の他の記事

  • 914 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives