ドイツ

ドイツ:ベルリン

みなり きこ

学生としてベルリンに留学したのがきっかけで、当初はすぐに帰国するつもりでした。でもこの町の何かにとても惹きつけられてしまい、もっと長く住んでいたいと思うようになりました。数年前には国際結婚をし、現在は二人の子供を育てながら翻訳や通訳の仕事をしてます。母親業と仕事で忙しい中、時間を見つけては美術館やカフェめぐりなどを楽しんでます。

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本の自動販売機

2015.11.18 up

ベルリンのアレクサンダープラッツ駅という、比較的大きい駅の地下鉄8番のホームには本の自動販売機があります。設置されたのは数年前だったでしょうか。私が知る限りでは、本の自動販売機はベルリン内ではここ一か所のみです。


商品は10ユーロ程度のドイツ語の小説、子供の読み聞かせによく利用されるミニ絵本(1ユーロ)やベルリンの地図などです。子供が退屈しないようにミニ絵本を売ったり、観光客向けに地図を売るのはいいアイデアだなと思います。

ただ自分も含め、ここで何かを買っている人はこれまで見かけたことがありません。(小説のチョイスが特に買いたくなるようなものではないのです、、、)
自分で買うことはないのに、ここを通るたびについ気になって中身をのぞいてしまうのですが、先日はなぜかエコバッグも販売されていました。


商品の受け取り口には「電車の中は退屈?ならば本の冒険を楽しもう」といったようなことが書かれてあります。

電車の中でスマホを利用する人が圧倒的に多い現在、はたしてこの自販機は生き残れるのでしょうか。気になるところです。




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