ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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2月19日はギャルポロサール(チベット系民族の暦上の元旦)の祝日でした。今年は中国の春節とも重なりました。
お正月を迎えるためには準備が必要。大晦日となる18日、チベット系民族が多く暮らすボウダナートエリアにはいつもと異なりロサール関連商品が色々販売されていました。


カラフルで美しいお飾り。手作り感が溢れています。

カラフルで美しいお飾り。手作り感が溢れています。

バターで作られたお正月飾り。羽子板のような形。縁起のよい吉祥モチーフに未年ということで羊のデザインも。融けやすいので涼しいところに飾ると良いようです。

大麦を主食とする民族らしく、麦の穂を五色に染めたもの。それぞれ、天・風・火・水・地の五大を表現しているものと思います。

ネパールでもダサイン大祭には必ず用意する大麦の新芽「ジャマラ」も売られていました。


大きなカプセを揚げるには大鍋が必要。

大きなカプセを揚げるには大鍋が必要。

小麦の揚げ菓子「カプセ」は日本の鏡餅を連想させます。普段は仮面屋さんと思われるお店ですが、この日は店先にカプセが山積み!!店の中では小麦粉を捏ねて量産中。


剣で悪の象徴をめった裂きにしてしまいます。

剣で悪の象徴をめった裂きにしてしまいます。

周辺のチベット僧院では「チャム」仮面ダンスが披露されました。厄や障害物を取り払い、気をあらためて新年を迎える儀礼。ダンスよりも高僧にお目にかかり祝福を受けるのが楽しみな?仏教徒が集まりました。

雲行きが怪しくなってきたこの日の夜、空を割る様な稲妻の嵐に。翌日の朝は空気が澄みきってロサール元旦にふさわしいクリアで清清しい朝でした。



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