町中を歩いていると、時々ちょっと変わった標識を見かけます。笑っている子供の写真の下にディスプレイがあり、車が通ると文字が浮かび上がるのです。

実は、これはレーダー式の速度測定器なんです。

一般に学校や病院前など速度３０キロ制限の道路に設置されており、車が時速３０キロを超えて走っていると赤字で「Langsam!（ゆっくり!）」、速度制限を守っていると「Danke! (ありがとう!）」と表示されます。
笑顔の子供から話しかけられることで、最初の測定ではスピード違反をしていたドライバーも速度を落とし、次の測定は規定内で走ることが多いそうです。
ドイツの各地にありますが、ベルリン市では２００９年時点で８４か所で設置されています。ちなみに設置後、速度違反をする車は４割～６割も減ったとのことです。

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