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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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1年前の試合で左膝十字靭帯断裂のケガをした直後の様子

1年前の試合で左膝十字靭帯断裂のケガをした直後の様子

 以前、北海道日本ハムファイターズで活躍中の陽岱鋼、ソフトバンクの陽耀勲の妹で、バスケットボール選手の陽詩慧(ヤン・シーフイ)を紹介しました。
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201092622450
 その後の彼女は、順調に…とはいきませんでした。
 1年前の2月21日、試合中に左ヒザをひねって倒れ、自力で起き上がれなくなりました。プロ野球選手の兄たち同様に痛さやケガに強い彼女ですが、そのときは激痛に耐えられず大きな泣声をあげ、涙を流していました。

 病院での診察結果は、左ヒザの十字靭帯断裂。
 手術が必要な状態で、ケガをしてから約1ヶ月後に手術を受け、1週間入院。その後は治療に専念しながら、復帰を目指しました。


ケガからしばらく時間が経ち、落ち着きましたが、表情に不安が見え隠れします

ケガからしばらく時間が経ち、落ち着きましたが、表情に不安が見え隠れします

 復帰を目指してきた彼女は、ケガの直後から、大敵に遭遇します。
 試合会場でライバルチームの選手たちや友達からの”お見舞い”と称するお菓子の差し入れ(それもナマもので、早く消化しないといけないものばかり)が、その大敵。
 
 コーチたちも、復帰を妨げないよう、彼女がコーヒーを飲んでいるところを見かけただけでも、「アンタ!(コーヒーに)砂糖入ってないだろうねぇ!」と厳しくチェックしていました。

 


1年ぶりの復帰戦になった2月27日の試合、一番左が陽詩慧。

1年ぶりの復帰戦になった2月27日の試合、一番左が陽詩慧。

 そうした甘い誘惑や手術を乗り越え、オフシーズンに復帰の道を歩んで行きました。

 昨年11月に会ったときは、「ヒザの痛みはもう無くなった」という話でしたが、本格的な練習はまだの状態。以前紹介した2月4~10日の高校バスケHBLの準決勝リーグで会ったときは、「練習を始めたよ」と一言。「2月27日から始まる大学バスケUBAに出場できるよう調整している」と付け加えました。

 そうして迎えた2月27日(上の写真)。
 第1Qの中盤からの途中出場で、出場時間も少なめでしたが、応援に駆けつけた総勢10名以上の家族、親戚たちに元気な姿を見せました。

 


2月28日の試合中の様子。背番号の「91」は兄・陽耀勲の背番号から

2月28日の試合中の様子。背番号の「91」は兄・陽耀勲の背番号から

 上の写真は翌28日の試合。陽詩慧の誕生日でした。

 前日よりも出場時間が増え、試合にも少しずつ慣れてきた感じでしたが、彼女の持ち味であるスピードと躍動感はまだまだ。本人も「(ケガする前の)80%くらい」と、状態を振り返りました。

 家族や親戚たちからの祝福の言葉をもらいましたが、お誕生日祝福モード全開とはいきませんでした。


シュートもバッチリ!

シュートもバッチリ!

 それでも、昨年の3位から優勝を目指す佛光大學(フォーグワンダーシュエ)にとって、陽詩慧の復帰は名字の「陽」の字のようにチームを明るく照らしてくれそうな予感です。


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