メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 どのガイドブックにも、グアダラハラの観光名所として「リベルタ市場」と紹介されている場所があります。地元民は「Mercado de San Juan de Dios サンフアンデディオス市場」と呼んでいますが、同じ場所のこと。ここに数軒固まって入っているのが名物の「Torta トルタ」。

 トルタとは、メキシコ全般で使われる「サンドイッチ」という意味の言葉。ただ、ここグアダラハラではロンチェと呼ばれることの方が多く、それはグアダラハラでトルタといえば、トマトソースバシャバシャの「トルタアオガダ」であり、普通の「乾いたサンドイッチ」はトルタ、ではないからだ、とのこと。グアダラハラでは「乾いたサンドイッチ」のことは、ロンチェ。英語のランチからなまったロンチェ、と呼びます。


威勢のいい掛け声でバンバン売りさばいています

威勢のいい掛け声でバンバン売りさばいています

 さて、トルタ。

 成人男性の手よりも大きい平たい軽い塩味のパンを上下に切り分け、その間に、調味料でじっくり柔らかく煮込んでほぐした豚肉とその煮汁を少々、たっぷりのレタス、トマト、薄切り玉ねぎなどを挟み、マヨネーズとサワークリーム、マスタードで味付けしたものです。

 これを常にほんわり温かい鉄板の上で温めながら売っているので、パンも柔らかく、素朴に美味しさを楽しめます。


軽く500gはあるスーパーサンドイッチ

軽く500gはあるスーパーサンドイッチ

 カウンター方式のお店では、日本のラーメン屋さんのように常に後ろで空席待ちをしており、また出前や持ち帰り客も多いのでなかなかの忙しなさ。自分の順番になったら、カウンターにあるケチャップベースのチリソース(日本人でもたえられる辛さもあり)などを好きに間に絞り込んで食べます。

 酢漬けの青唐辛子やニンジンが「ご自由に」スタイルで置いてあるときは好きなだけ。フォークやナイフはありません。手づかみです。かなり手もべちゃべちゃになるので、紙ナプキンを大量に使ってしまうことになりますが、それは誰も同じ。女性だと一つ食べきるのはかなりの空腹でなければ難しいでしょう。

 お値段は$35-45(220-270円)程度。炭酸飲料とセットにして売っている店もあります。お手軽に待たずにお昼を済ませたければここも選択肢の一つ。トマトソースバシャバシャの「トルタアオガダ」もおいしいのですが、この「スーパーサンドイッチ」もたまに食べたくなる(そして半分しか食べきれない)超B級の一品です。




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