メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 新型肺炎コロナウィルスについては、未だ感染者が見つかっていないメキシコです。

 1月後半から世界中のニュースについで、メキシコ国内でも相次いで「感染の疑いのあるもの」が検査されましたが、いづれも陰性。メキシコでは、2009年4月の「メキシコで発症した」豚インフルエンザの大流行が記憶にまだ人々の間に残っていますが、連日の「メキシコではまだ感染者はみられず」の報道に人々は「対岸の火事」ならぬ「遠い国々での火事」としてみています。


マスクもいつも通りの在庫量

マスクもいつも通りの在庫量

 道行く人々も通常通りの生活ですし、薬局でもマスクの売り上げは通常通り(ほぼ売り上げなし)。10枚入り200円程度のマスクも、除菌用の商品も通常通りで、売り上げには変化がないとのこと。

 10年以上前の豚インフルエンザでは、メキシコ国内では流行しませんでしたが、メキシコ発と流布されたことから、この時期から一斉に人の集まる大型スーパーや各種レストラン、個人経営の小さな食堂、街角のタコススタンドに至るまで、除菌を心がけるようになり、除菌ジェルを置くことが一般的になりました。


子供達もいつも通りの登校

子供達もいつも通りの登校

学校などでも特にマスクを付けるよう指示されることもない様子で、子供達も通常通りの登校風景です。


診療所も落ち着いています

診療所も落ち着いています

山間の小さな村の診療所に勤務する友人のアルフォンソ医師は、「遠い国の火事」としないように、しかしながらSARSや豚インフルエンザの時同様、生活習慣と衛生状態をよくする心がけをし、パニックを起こさないこと、と訪れる地域の住人たちに指導しているとのことです。

 追記:日本時間2月11日朝までに数件の「疑いのある」ケースがありましたが、いずれも陰性。現在メキシコシティにて中国出身の男性が検査の結果待ちだ、との情報です。


アルフォンソ先生、ありがとうございました。

アルフォンソ先生、ありがとうございました。


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