メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 ゆっくりとですが、じわじわと感染者が国内あちこちで見つかっているメキシコです。

 ハリスコ州の教育機関は宗教行事(イースター)の明ける4月20日まで休校、遊戯施設、スポーツ施設、イベント会場、夜間営業の飲食店などの営業停止措置を取り始めています。
 また、22日現在州内では36名の感染が確認され、そのいずれも海外からの帰国者です。

 ヨーロッパでの大規模な隔離計画を鑑みて、ハリスコ州では21日の土曜日から「五日間の緩やかな自宅隔離」を市民が協力して行おう、と知事自らビデオメッセージで呼びかけています。


 伝統的に、握手や頬にキス、ハグをする文化のあるメキシコ。
 3月中旬になってようやく、ここでも「挨拶は相手に触らずに」し始める人が出てきました。連日のニュースでの報道、世界各国からのレポートが功を奏しているのでしょうか。

 街中や人の集まる銀行、スーパーなどでは、まだマスクをしている人は1割以下。売り切れになっているマスクはどこにあるのか、誰が使っているのか、と疑問にほど、マスクをしている人を見かけません。それよりも、飲食店や街角のタコススタンドに置かれる「除菌ジェル」の数が目立ちます。

 


マスクと手洗いでガッチリガードしています

マスクと手洗いでガッチリガードしています

 普段よく買い物をする乳製品などを扱う個人商店に寄ると、昨日から全員でマスクとヘアキャップを付け始めました。
 「他人事じゃなくなってきたからね」

 また、ラジオなどでも「必要以上の買占めはやめましょう。そういう時に、あなたの恐怖心とエゴが見えてしまうのです」と、落ち着いた行動を呼びかけています。

 




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