チベタンオペラ。どこかで見たことがあるようなお面
チベット旅行記続きです。
ナムツォで一晩過ごし、またラサへ。ラサでは10日から「ショトン祭」がはじまっていました。このお祭りの期間中、ダライラマの夏の離宮ノルブリンカではチベタン・オペラがみられます。また、週末にはチベット族がピクニックに集まることでも有名な場所でもあり、ショトン祭の間は特に気合の入ったピクニックが楽しまれるということで、さっそく行ってみました。
セラ寺の一角
それから、チベット仏教ゲルク派のセラ寺へ。今までみてきたお寺の中で仏像との距離が1番近く迫力満点。このお寺は僧侶が行う問答スタイルで有名です。ちょうど1年1度の試験日だったため問答は行われておらず、そのまま試験を見学しました。
ラサでの夜はいつもジョカン寺へ行き、五体投地をするチベット族をながめていました。特別な信仰がない私は、生で見る五体投地にただただ圧倒されるだけです。ですが、その圧倒される感じが不思議に心地よくいつまでもそこにいたいような気持ちになるのです。
ラサと各地をつなぐ列車
そして、チベットを離れる日。まず青蔵鉄道で甘粛省蘭州へ、そして蘭州から飛行機で上海へ戻ります。この鉄道は2006年に開通してから常に大人気の路線です。
車窓からの景色。寝る暇なんてない
朝の10時にラサを出て、蘭州に着くのは次の日の午後1時半。乗る前は丸1日以上の汽車の旅が時間の無駄に感じて、「飛行機にすればもっとラサにいれたのにね」なんて言ってましたが乗ってみるとこの景色!乗る価値おおありでした。汽車に乗って本当に良かった。
絶景がどこまでもつづく
チベットでは絶景をたくさん見ることができましたが、なかでも雲の美しさは忘れられません。雲があんなに綺麗だなんて初めて知りました。高山に慣れるのは大変ですが、来年もまた行きたいなと思っています。
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