台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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 日本では4月5日から予約受付が始まった任天堂の新型ゲーム機Switch2。6月5日に販売が始まり、購入の困難ぶりが色々伝えられていて、びっくりしますが、台湾でも7月10日から販売が始まりました。

 7月24~28日に漫画博覧会とコンピューターゲームを扱ったACG展でのあるブースで、Switch2が発売されているところを見かけました。同時に新作の「マリオカートワールド」テストプレイもできましたので、その販売事情について紹介します。


販売価格の案内

販売価格の案内

 台湾での販売価格は、本体のみが14380元(約70431円)、マリオカートワールセットが15580元(約76308円)です。これにソフト一本と購入日ごとに違うグッズが付きます。

 日本での購入価格は、本体のみが49900円(日本語、日本国内専用)と69900円(多言語対応)、マリオカートワールドセットが53980円で、一見すると日本版が安く感じられますが、多言語版で台湾の価格と比べると大差がなく、台湾では本体の他にもついてくるものがあることから考えると、自分の好みでどちらか選べそうな気がしますが、みなさんはいかがでしょうか。


アクセサリも販売

アクセサリも販売

 アクセサリも充実していますが、日本と比べていかがでしょうか。

 


テストゲームのモニター下に置かれたチラシ。ドックが重石代わりに

テストゲームのモニター下に置かれたチラシ。ドックが重石代わりに

 すぐ近くには、マリオカートワールドがテストプレーできるところがあり、来場者が多い時は長い列ができていました。私は、列の状況を見ながら、最終日の午前に体験しました。

 とにかく画質が良く、大型モニターとの相性がいい印象を受けました。

 マリオカートワールドも、世代に関係なく楽しめるゲームで、所要時間の10分では足りず、またプレイしてみたいと思えるものでした


大きい画面でどうぞ

大きい画面でどうぞ

 テストプレイで並んでいる時に、スタッフの方とお話しする機会がありました。私が日本人であることに気づいて、色々話してくれましたが、その中で「日本人からSwitch2の購入に関する問い合わせがあった」というのがありました。2人いたそうで、いずれも「多言語版だと言葉がネックになって、扱えそうにない」という理由で購入を断念したということでした。

 スタッフの方も、それ以上勧めることはしなかったそうですが、「日本人から購入の問い合わせが来たら…」という様子だったので、「言葉が心配だったら、近くにある新光三越A11の3階に任天堂のオフィシャルストアがあるから、そちらへ行くよう勧めてみたらいかがですか」と話しました。

 スタッフの方曰く、「多言語版なので、日本語への設定も可能で問題ないんですけどねぇ…」ということですが、こればかりは購入者が自分自身で判断するしかなさそうです。

 日本で入手困難な状況が続いていることも聞きましたが、こちらは「どうしてそうなるんだろうねぇ…」と不思議がられました。日本ほど購入が難しいという状況に陥っているわけでもなく、会場でも売り切れになったわけでもなく最終日まで販売されていましたので、スタッフの方の反応は当然かなとも思いました。

 Switch2も、一定の時間が経てば入手しやすくなるので、一時的な(発売当初にありがちな)購入欲に駆られて焦って買わなくてもいいように思いますが、なかなかそうはいかないようで、その辺りの難しさを感じました。


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