さすが合理化の国アメリカ、手作りの離乳食を作る親は少数派でスーパーには豊富なインスタント離乳食が並んでいます
パンや芋が主食のイメージのあるアメリカですが、大多数のアメリカの赤ちゃんが初めて口にする食べ物、それは意外にも私たち日本人の主食でもあるお米から作られた「ライスシリアル」です。
お米は穀物の中で最もアレルギーを起こしにくいということから、赤ちゃんの最初の離乳食として定着したそうですが、そういう意味ではお粥から始める日本と同じですね。
ライスシリアルでもオーガニックのものから、玄米をつかっているもの、DHA入りのものなどメーカーによっても種類は様々
そして、ライスシリアルに慣れた頃から、オートミールやマルチグレインのような様々な穀物の入った栄養価の高い粉末状のシリアルを主食に食べさせます。
オーガニックのベビーフードで定評のあるEarth\\\'s Bestのシリアル、大人が食べても美味しいです。ちなみにEarth\\\'s Bestのライスシリアルは私の中では白玉の味!結構いけます 笑
写真上のEarth\\\'s Bestのシリアルシリーズは、息子が一歳になった今も離乳食のスープなどにとろみを付けるのに使ったり、外出先では市販の瓶詰めのものと混ぜて使ったりして重宝しています。
作り方は簡単、水やミルクを注いで混ぜるだけ!温める必要もありません
私が半年前に息子の離乳食を始めた頃は、市販のブラウンライス(玄米)シリアルから高濃度の砒素が検出されていることが摘発されたニュースが流れたこともあり、店頭からも摘発されたブラウンライスのシリアルは一瞬姿を消したのですが、その後、お米の砒素による身体への害が証明出来ないということでうやむやになっている状態です。かかりつけの小児科のドクターに聞いたところ、心配だったらオートミールに変えたらいいよと勧められ、うちは息子が6カ月の頃からオートミール、白米のお粥を主食にしてあげています。
水を混ぜてドロドロな状態になるまでかき混ぜたら出来上がり!
あまりに簡単すぎて、変なところで日本人な私は罪悪感に駆られて、さすがに家では離乳食を作らないと思ってしまうのですが、周りのアメリカンのママ達は作ることさえ考えたことがない様子で、こんなところでカルチャーショックを受けてしまいます。実際、オーガニックの食材を揃えて離乳食を作るのと、オーガニックのインスタント離乳食を買うのを比較すると、手作りの方がコストも時間もかかるという事実。。それじゃ、合理主義でいくならインスタントに走りますよねぇ。
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3 - Comments
かなやより:
2013 年 12 月 03 日 13:19:37
離乳食一つを取っても、いろいろお国柄があるようですね。家内に任せきりだった私には、新鮮な話ばかりです。
石田より:
2013 年 12 月 03 日 20:56:34
ほんとにアメリカらしい。
簡単にできて栄養あるし。
でも、なんか物足りない気がするのは私もです。
フミコ・アンスポーより:
2013 年 12 月 05 日 01:20:17
かなやさま
多分アメリカは世界で一番簡単なんじゃないかと思います。離乳食に限らずインスタント食品もすごく種類が多いんですよ〜
石田さま
そうなんです、なんだか物足りないですよね。栄養価で足りているとは書いてあっても保存料など不明な点も多いので手作りのほうが中身がわかってる分安心な気もします。
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