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アメリカ:シアトル

ハフマン・ワカバ

職業…兼業主婦(メーカー勤務)

居住都市…シアトル(アメリカワシントン州)

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乾燥した茶色の芝生に、焚き火の火が飛び火したら…

乾燥した茶色の芝生に、焚き火の火が飛び火したら…

「地球温暖化」と結びつけるには、専門家の意見をいろいろと参考にしなくてはなりませんが、夏のシアトルで起こる山火事や野火の類の数が、増えたように体感しています。
「高速道路脇の草むらから発火したので、わき見運転に気をつけるように」と帰宅途中のカーラジオから流れてきたり、晴天の日が比較的多いとされるワシントン州東部での山火事報道は夏の間よく耳にします。


10月中旬ぐらいから3月ぐらいまで雨季、6~8月は「このためにシアトルの人たちは生きている!」と言っても過言でないほどの美しい夏が訪れますが、8月も下旬になると涼風が立って9月に入ればジャケットが欠かせない、のが標準的なシアトルの1年です。


ここ数年のシアトルの夏を思い返すと、冷夏もありましたが、2009年の摂氏40度超えは記憶に新しいですし、今年は晴れた日が多く夏らしい夏でした。ただその分乾燥しているので、しょっちゅう郡の消防保安官が屋外での焚き火を禁止していました。


昨日のニュースでは、ワシントン大学のサイエンティストが「この夏晴れ間が多かったのは、地球温暖化のせいと必ずしも言えない」と言っていましたが、同大学のClimate Impact Group(気候に与えるインパクトを調査するグループ)のリポートによれば、気温は2020年代までに2度ほど上がり、夏はより暑く、冬はより温暖になっていく、とのことでした。
冷え性の私には、それはそれでありがたいのですが、これもシアトルの異常気象の現れなのかもしれません。



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