引っ越してよかった?転入者への嬉しい特典
2016.01.31 up
市役所でもらった数々の特典
ヘッセン州から南ドイツのバーデン・ビュルテンベルグ州へ引っ越しをしました。距離で約200km、隣の州へ引っ越したのですが、カルチャーショックを受ける事が多々ありました。まずは方言。アクセントや語尾が違ったり、違う単語を使ったり、こちらはまだ慣れるまでに時間がかかりそうです。次に祝日。州によって決められた祝日が若干違います。ヘッセン州はドイツでも最も祝日が少ない州だったので、引っ越した後「あれ?今日って何の祝日?!学校もお店も休み?」と気をつけてカレンダーを見るようになりました。他には学校教育にも違いがみられます。教育内容が州によって決められるため、ヘッセン州では小学校で英語を習うところ、こちらの州ではフランス語を小学校で習い、英語はギムナジウム(小学校卒業後に進む学校)でようやく始まるといった具合です。
そんな中で引っ越しをして良かったなと思う嬉しい驚きがありました。それは転入者への特典の多さです。バーデン・バーデンの市役所に転入手続きをしに行った際、以下の品々が手渡されました。
・入場割引チケット(温泉、カジノ、劇場、コンサートホール、岩塩洞窟などの入場割引チケット)
・1週間乗り放題のバスチケットと路線地図
・市立図書館の無料体験チケット
・地元新聞の2週間無料購読チケット
・家庭用生ゴミの容器
・生ゴミ用の紙袋
・プラスチック用のゴミ袋
・ゴミカレンダー
これまでドイツで何度か引っ越しをしましたが、ここまで色々ともらったのは初めてです。市がお金を持っているということなのでしょうか。これまでは町の地図と行政情報とゴミの仕分けなどについてのパンフレット、良くて映画館の1回無料チケットをもらったくらいです。特典を色々もらった時点でこの町が好きになってしまいました(笑)。もらえば使ってみようと思い、自然と町の色々な場所に足を運ぶようになりました。確かに町を知ってもらうためによい手段だなと実感しました。
地区ごとに収集日が違うのでゴミカレンダーでチェック。小さな家庭用容器に生ごみがたまったら、家ごとに設置された外のコンテナに入れます。生ごみは週一で回収があります。
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