メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 メキシコ人が大好きなパンは何もサンドイッチ用のパンだけではありません。
 お砂糖ゴリゴリの菓子パンの方がむしろみんな毎日食べている「パン」と呼べるでしょう。市場では朝も早くから、街角では夕方になるといたるところで、簡易テーブルの上に菓子パンをこれでもかと広げたパン屋さんに出会います。トレーとトングで、自分の好きなものを取ってお会計するタイプ。
 日本のパン屋さんと違うのは、一つ一つを包んだりしないこと。エコといえばエコです。ま、みんな家に帰ってから(道すがらでも)すぐ食べちゃうので。


お昼前の市場、人だかりはパン屋さん!

お昼前の市場、人だかりはパン屋さん!

 こちらの菓子パンは大体一つ5~7ペソ。
 日本でもメロンパンに似たその存在が有名な「コンチャ」は、正直言うとメロンパンを想像するとちょっとがっかり目な味(個人の感想です)。
 
 チョココロネやクリームパン的なものもありますが、全体的に「極甘素朴」な味。
 驚くのはその豊富な種類と使用している砂糖の量。
 ジャム(極甘)を挟んだ二つのふんわり半月型パンに親の仇のようにまぶされた砂糖。これで採算が取れているのかかなり心配になりますが、そこはサトウキビ生産も盛んなメキシコ、美味しい砂糖には事欠きません。
 ドライフルーツやナッツの練り込まれたパン、ドーナツ、ケーキタイプ、クッキー、巨大源氏パイ、マフィン、カップケーキに甘食。街角の小さなパンスタンドであっても毎日15 種類ほどは持ってきています。


日本の菓子パンとはちょっと違う?けど、素朴で美味しいものです。

日本の菓子パンとはちょっと違う?けど、素朴で美味しいものです。




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