スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…ファイナンス関連

居住都市…フリブール(スイス)

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スーパーマーケットに陳列されている、幼虫入り肉団子とハンバーグ。スパイスや野菜に練り込まれているので、虫の味は全くしないのだとか。

スーパーマーケットに陳列されている、幼虫入り肉団子とハンバーグ。スパイスや野菜に練り込まれているので、虫の味は全くしないのだとか。

 2017年5月から、スイスでは食材としての「昆虫」が解禁になりました。どういうことかと言いますと、政府がそれまで禁じていた「昆虫食材」を、許可した数種類の昆虫に限り、食料として販売しても良い、ということになったのです。
 
 ちなみにスイスで許可されている食材用昆虫は、コオロギ・トノサマバッタ・ミールワーム(ゴミムシダマシ科の幼虫)の3種類となっているのですが、やはり最初の頃は興味はあっても「気持ち悪い」という印象を持つ人々が多かったからか、どの店でもこういった商品が手に入ったわけではなく、大都市にある一部のスーパーマーケットの店舗や、インターネット等のみで購入できるといった感じでした。


別のスーパーマーケットチェーンで販売されている、乾燥昆虫。丸ごと昆虫なので迫力があります…

別のスーパーマーケットチェーンで販売されている、乾燥昆虫。丸ごと昆虫なので迫力があります…

 そしてスイスの昆虫食解禁から2年。

 私の住む町のスーパーマーケットでも、昆虫食材が普通に見られるようになってきました。
 よく見かけるのは、昆虫を粉状にして野菜やスパイスと混ぜて作った肉団子やハンバーグ、そして乾燥まるごと昆虫(!)でしょうか。その他に幼虫入り豆菓子や、コオロギの粉でできたビスケットなど種類はけっこう多岐にわたります。

 乾燥させた昆虫食材は、スナックやおつまみのようにして食べたり、サラダなどに“トッピング”したりすると良いのだとか。私はまだ心理的抵抗が大きく、昆虫食にまだトライできずにいるのですが、私の周りの知人・友人によれば「淡泊で、ナッツかキノコ類、もしくは土を食べているような味」なのだとか。
つまりは自然の味、ということなのでしょうね。


昆虫食をもっと身近に!と昆虫食材を使った料理教室も開催(ミグロスクールの受講コース・申し込みページより/Ecole club Migros)

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 肉団子やハンバーグは昆虫を粉状にしていますので、私のように昆虫食超初心者にはちょうど良いかもしれません。「本来の昆虫の良さを味わいたい」という方は丸ごとの昆虫がおススメです。

 地球の食糧危機の救世主となり、環境にもやさしく、栄養価が高いのにカロリー控えめ…と良いことづくめらしい昆虫食材。スイスでは今後も昆虫食材が発展していきそうなので、私が昆虫食に挑まねばならない日もいつか来るのでは、と今から戦々恐々としています――。




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