メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

前の月へ

2025.9

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

 メキシコで車を運転するようになって、友人に最初にアドバイスを受けたのが「ヒッチハイクは、するのもさせる(乗せる)のもだめ!」。誘拐や強盗などの犯罪に巻き込まれるのが理由なので、これは当然です。

 ただ、町中を走っているピックアップトラックの荷台部分にはいつも誰かしらが乗っています。家族?と思いきや、これこそがヒッチハイク。ヒッチハイクというよりも、「そこまで行くなら後ろに乗せて」という、相乗りタイプ。家出したティーンエイジャーの冒険旅行、という訳ではないのです。

 信号待ちをしているピックアップトラックにはかならず、誰かが話しかけ、身軽に荷台に飛び乗ります。また、御礼を言ってひらりと下りて歩いて行く姿も。その車がどこに行くのか、自分がどの当たりに行きたいのか、折り合いがつけば、はい、どうぞ、というわけです。学校や仕事に、または休日の家族のお買い物に、相乗り(というか便乗?)の手段、エコだし経済的でもあります。


朝の通勤も「相乗り」で

朝の通勤も「相乗り」で

 下の乗用車、一般的な4人乗りですが、なんだか前列がみっちりとつまっていますね。
 彼ら、弱小で有名だった、そして急に強く人気も出て来た公立大学のサッカーの試合を見に行くとのことですが、大のオトナ、しかも日本のLもしくはXLサイズの男性が運転手も含めて6人乗ってます。 ぎゅうぎゅうの、スパムミートの缶詰みたいですよね。メキシコでは珍しいことではなく、後部座席に女子2人追加、という姿も見た事があります。


大と特大のオトナがぎゅうぎゅう詰め

大と特大のオトナがぎゅうぎゅう詰め

 日本の道路交通法では即刻キップ切られそうですが、意外にエコなこの乗り方。良いんだか、悪いんだか。ともかく、安全運転で参りましょう。




レポーター「龍崎 節子」の最近の記事

「メキシコ」の他の記事

タグ:シェア,エコ

  • 2020 ビュー
  • 2 コメント

2 - Comments

ryokoより:

2009 年 10 月 20 日 19:48:57

屋根に乗ってないだけマシ・・・という感じでしょうか!それほど、車保有者は貴重なのかな?

setsuより:

2009 年 10 月 27 日 06:13:58

ryoko 様

コメントありがとうございます。
広いから車がないとそうとう不便ですけどね。
貴重なのかな。

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives