リオデジャネイロのコパカバーナやイパネマ海岸をご存知ですか。夏になるとアメリカ、ヨーロッパなど世界の水着ファッションデザイナーが来て目を光らせます。なぜなら、この海岸から最新のモードが生まれているからです。

　ブラジルではセパレーツ水着は当たり前。近年は「フィオ・デンタル」タイプが主流です。フィオは「糸」、デンタルは「歯」。つまり、“歯を磨く糸のように細い”に例えた水着です。

　とにかくブラジル人女性はスタイル抜群。脚が長くフラミンゴが砂浜を歩いているような感じです。日本人の体形では一緒に歩くのが恥ずかしい。彼女たちと浜辺で記念写真を撮るときは、しゃがむか座ることをお勧めします。私だったらそうします。

　キリスト像が立つ丘からの遠景も目を見張るばかり。湾曲の海辺に打ち寄せる大西洋の白い高波、眩しい砂浜と真珠の首飾りにも似た高層ホテル・アパート群。そのコントラストは文句なしに「世界三大美港」の１つにふさわしい。私は年に３～５回所用で訪れます。サンパウロ市からはバスで６時間、空路４０分です。ぜひ１度ご覧ください。

海岸に面したモザイク模様の歩道でビール（大ビン１本約１５０円）を飲みながらこの景色を眺めていると、おつまみはいりませんね。

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