メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

前の月へ

2025.11

次の月へ
S M T W T F S
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

現地時間27日に全国教育機関の休校措置が伝えられたせいか、少しずつこちらの人々も意識が高まって来た様子です。
映画館は閉鎖、ショッピングモールで買い物をする家族の中には全員しっかりとマスクをする姿も見られます。
薬局店員に話しを伺ったところ、もともと需要が少なかったので在庫もほとんどなかったマスクがすでに昨日の時点で売り切れに。次回入荷も明日夕方の予定だが、希望数を入れられるかが不明とのことです。
メキシコシティと違って大気汚染がそこまで酷くないここでは、普段の生活でマスクはしないため、用意ができなかったようです。
街行く人たちのマスク着用率も増えて来ている印象があります。数人に尋ねるとみな「予防のため」との回答でした。

TVでも、連邦政府がコマーシャル時に「以下の症状がでたら病院へ」「予防方法」などのメッセージを繰り返し流しています。



TV各局も現状と予防を知らせるための特番を今日明日に組んでいます。
メキシコを代表する電話会社TELMEX(テルメクス)もインフルエンザ用ホットラインを設置。
さらなる周知のために、予防法と症状の解説を、顧客である各家庭に自動音声で電話をかけています(我が家の電話にも先ほどかかってきました)。



ファミリーレストラン、銀行、スーパーマーケットなどでは従業員たちが予防のためマスクをつけて接客をしています。
休校となりさっそく家に帰された子供に話しを聞くと、教室内でマスクを付けていた子供は三分の一程度。
5日までの休校期間に特別に宿題などは出されなかったため、彼らにとってはおまけのバケーションのようだとのことです。
街ではさまざまな風評も出始めていますが、まず一番大切なのは、予防と正確な情報に基づく冷静な対応だと思います。




レポーター「龍崎 節子」の最近の記事

「メキシコ」の他の記事

  • 1500 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives