メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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豚インフルエンザ関連の続報をお伝えします。
保健局改め保健省は27日、すでに休校措置を決定したメキシコ州、メキシコシティ、サンルイスポトシ州に続き、国内すべての教育機関(幼稚園から大学までとプライベートスクール、語学学校など)を5月5日まで休校とすることに決定しました。
 これは少なくとも過去40年間には一度も起こった事のない事態で、これにより、現時点でも感染者が0とされている州であっても厳重な注意喚起が必要になってきました。

(と書いているちょうど今、メキシコ時間27日正午過ぎ、メキシコシティ西側にあるゲレロ州の太平洋岸を震源とするM.5.7の地震が発生。メキシコシティでも強い揺れを感じたようで、街ではマスクを着用した人々が建物から外に避難する様子が見られます)

メキシコシティに数多くある病院の外には、インフルエンザの症状か、それ以外か、1000人超の患者が診察を待っているという状態です。医療機関は検査と治療に追われており、すでに町中のドラッグストアなどからは予防のためのマスクが姿を消しているとのことです。

公式発表ではグアダラハラのあるハリスコ州ではまだインフルエンザ感染者はなしとされています。
しかしながら、街にはいろいろな噂が流れ、逆にまったく無関心な人々もおり、さまざまです。今回の全国一斉休校により、人々がより関心をもち、感染拡大阻止に繋がる事を願います。


写真は現地26日(日曜日)、いつも通り開催された当地のティアンギス(露天市)での様子。人々はまだマスクもつけず、通常通りの買い物を楽しんでいました。ざっと見たところ、人ごみを1時間歩いた中で、マスク着用者は1%程度のようです。





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