スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

前の月へ

2026.1

次の月へ
S M T W T F S
    1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

スウェーデンの歯科医療は管轄によって事情が異なりますが、法律により最低でも20歳の誕生日前までは全国どこでも無料です。
管轄によりというのは、この20歳までという年齢を延長している地域、また高齢者や障がい者に対して独自の補助を出している地域もあるからです。
ちなみにヨーテボリは22歳になる前日、つまり21歳まで無料ですが、これを24歳までに拡大しようという提案もされているようです。

歯科医は各自で値段を設定することができ、一般成人の歯科治療では、försäkringskassan/フォシェークリングスカッサン(国民保険)から受けられる補助は支給される年間150クローナ/1800円(30歳未満と75歳以上は300クローナ)治療金額が年間合計3000クローナ/約36000円まではこの補助金のみです。
3001クローナ以上の高額治療になると一部控除(3000クローナから超過分の50%、15001クローナ以上の場合は超過分の85%、審美歯科は対象外)を受けられますが、少額でも自己負担3割の日本と比べると、歯一本を削って詰める治療するだけでも日本の3倍ぐらいの値段がしてしまいます。

この高額な治療費のため、歯が痛くてもお財布を考えると治療は断念…というスウェーデン人も4人に1人程度はいるようです。
それだけキシリトールが出回ったり、予防歯学には力を入れているという見解もあるようですが、一定の年齢まで完璧に無料なのに、それを過ぎると殆ど自己負担と格差が大きすぎる、スウェーデンの歯科の実態です。


子供の歯科治療は無料です。治療の内容によっては、特に子供はトラウマにならないように全身麻酔で行う場合もあります

子供の歯科治療は無料です。治療の内容によっては、特に子供はトラウマにならないように全身麻酔で行う場合もあります

スウェーデン国内での歯の治療が高いため、海外に行ったときにまとめて治療してくるスウェーデン人もいます。

特にスウェーデン人にとってタイのプーケットは人気のリゾート地の一つですが、スウェーデンでの20%ぐらいで受けられるそうで、スウェーデン語もよく通じることでも旅行のついでに歯の治療をする人も多いようです。





レポーター「山本 グィスラソン 由佳」の最近の記事

「スウェーデン」の他の記事

  • 1448 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives